安くて大丈夫?3890円の非金属タイヤチェーンで悪路走行してみた!
2022年12月今年は例年より早く大雪が降りそうです。
特に日本海側は大雪による立ち往生も危惧されております。
私は福井県に住んでいますがここ2、3年は連続で大雪を経験している気がします。
通常の雪であれば除雪車や融雪装置が働いてスタッドレスタイヤを装着するだけで十分ですが大雪となるとそれでは不安に感じます。
2021年1月の大雪の際には、福井市内の街中でさえ1mの積雪があり交通機関が麻痺しました。
更に2018年より運用が始まっている「チェーン規制」もあり一部の道路ではタイヤチェーンを装着しないと通行できない場所も存在します。(※対象箇所、実施タイミングは国土交通省のリンク先参照)
何より厚すぎる雪やアイスバーンに近い道路を走る時にはスタッドレスタイヤでは不安です。
と、いうことで今回は3890円の非金属チェーンを購入したので、そちらの装着と実際に悪路を走ってみようと思います。
3,890円で上記の写真の通り一通り道具はそろっています。
別途で工具などを買わなくても付属の道具で対応が可能です。
取扱説明書には取付手順動画のQRコードと取付手順(写真+文章)が記載されているのでそちらを参考にします。
(ただ、動画も写真も大事な場所が遠くて見づらいです)
チェーンに関してはスバイクピンがついており、しっかりと地面をつかんでくれそうです。
ちなみに今回の製品はタイヤ幅135mm-175mmのものが対象になります。
ご購入の前には一度ご自身の車のタイヤにサイズが記載されているので確認してください。
今回の製品に関してはタイヤ幅135mm-175mmという指定しかありませんが、ほかのものだとそれ以外にも細かく指定がされているチェーンも多いです。
上記の写真だと「145(タイヤ幅)/80(扁平率) R12(リム径・インチ)」となってます。
取付
チェーンは全部で6つ。1輪につき3つのチェーンを取り付けます。
取り付けは駆動輪にしましょう。
まずは上記写真のようにタイヤにチェーンをかぶせて奥からヒモを引っ張ってきます。
ヒモを留め具に巻いてから付属の工具でしっかりとロックしていきます。
ゆるみなどがなくなるまで引き締めたらOKです。
同じ作業を1輪に対して3回します。
一応見た目としてはちゃんと取り付けれた気がします。
(車のタイヤが小さいのでヒモが長めなので後日少しカットします
取り付けてみた感想
取付に関しては特に力もいらないので女性でも取付作業は可能かと思います。
また製品も全部で3.12kgとそこまで重くないので持ち運びはしやすい方です。
ただ、チェーンは全部で6つあって同じ作業を6回するのはちょっと面倒に感じました。
悪路(砂利道)走行
早速砂利道+山という悪路で走行してみました。
■走ってみた感想
・タイヤチェーンはガタガタするけど基本悪路を走る前提なので気にはならない
・非金属ということもあって走る速度、距離、場所には耐久性の問題もあるので気を付ける必要ありそう
・普段よりしっかり地面を蹴って走っている感じがあって悪路でもスムーズに走れる
取り外し
取り外しは、上記写真のように金具の一部を工具で少し緩めるとヒモが簡単に取ることができます
6本分取り外したら作業は終了です
取付に比べたら簡単+短い時間で終わります
まとめ
今回、非金属ということで、購入サイトのレビュー欄には耐久性を不安視する声もありました。
今回のテストでは問題無さそうでしたが実際に利用する際には、特にひどい悪路からの脱出用だったり、速度も時速40km以下にしたり局所的な利用になるのかなと思います。
ただ、車だったり使う場所の環境などにも使用感だったりは左右されると思うのでこの製品自体が良い・悪いではなく利用する人の使いにもとても影響される製品かと思います。
もしもの大雪やスキーなどで豪雪地域に行く際にはチェーンはあると安心できる装備の一つかと思いますので持っていない方は是非一度ご検討いただいてはいかがでしょう。
また、今回の製品に関する動画も作っております。
タイヤチェーンの取り付け方や実際にチェーンを付けた状態での走行などは動画の方が分かりやすいのでお時間がある方は併せてごらんください。