【浜松】知っていたら「浜松通!」松菱パーキングにある謎のオブジェ、この正体は!?
浜松の街中には様々なオブジェがあり、一体なんなのか?と疑問に思うものがたくさんあります。結局、旧建物の名残だったり、なんの意味や目的もなさないものも多いものですが、こちらの物体は一体何を意味をなすのか。これを知っている人はかなり「浜松通」なのかもしれませんよ。
松菱パーキングにある物体
さて今回は「松菱パーキング」にある謎の物体です。松菱パーキングとは、かつて存在した「松菱」というデパートの横にある立体駐車場です。「松菱」と言う名前が残っているわけですが、別に松菱が運営しているわけではありません。かつての名残でつけられている名前というわけです。
さてそんな「松菱パーキング」には、謎のオブジェが存在することをご存知でしょうか。実はこの写真にバッチリと写っているのですが気がつきましたでしょうか。
もう少し寄ってみるとわかるかと思います。
はいこちらです。
これはなかなか気づく人はいないかと思いますが、このように謎のオブジェが並んでいるのです。
右側はおそらく「ハープ」のようなものです。特に音が鳴ると言うわけではないのですが、殺風景なこの角地に、このオブジェがあるだけでなんとなく賑やかしにはなっております。(気づかれにくいですが)。
よくみてみると、模様があったりかなり細かい細工が施されており、これをあまり人目につかない、このような場所に設置するのは本当にもったいないですね。
そして問題は左の物体です。
これは何でしょう。
上には屋根のようなものがあり方位を示すオブジェが取り付けられております。一見「風見鶏」のようにも見えます。
これは「鳥」なのでしょうか。そう言えば、この場所にはかつて「長崎屋」がありましたが、長崎屋のロゴといえば「N」の形をした「鳥」です。つまりこの「風見鶏」は「長崎屋の鳥」のメタファーなのか。
ただ、この装置は壁に固定され動作はしないので、本来の風見鶏の役割である「風の方向」も示しません。風見鶏と長崎屋を結びつけるのは少々強引な気もします。
もうすこしスマートに考えると、右にハープがあると言うことは、何らかの楽器を示すものではなかろうか。
そしてこれは、どことなくこれは「人」の形をしているように感じる。
ちなみに、西洋では、楽器を弾く「天使」のオブジェや絵画をよく見かける。右側の「ハープ」を踏まえると、これはもしかしたら「楽器」を演奏する「天使」のオブジェではなかろうか。
そう考えると、どことなく「笛」を吹いている天使のようにも見えます。
「楽器の街浜松市」ということもあるので、そのような建前から、ここに「楽器」をテーマとしたオブジェを賑やかしのために設置したと、考えられなくもないわけです。
もちろん設置した意図は、施工主にしか分からないわけですが、このような誰も知らないであろう「謎のオブジェ」を見つけ、何のためにあるのだろうか。と考えるのは、また街並みの楽しみのうちの一つと言えますね。