【日本人には謎】韓国ドラマによく出てくる不思議な行動!Part158:カードゲームといえば花札
みなさん、こんにちは~!
今回も人気シリーズ「韓国ドラマによく出てくる不思議な行動」をお届けします!
韓国ドラマを見ていると、生活習慣や文化、日本との違いなど、色々と垣間見ることができますよね。
このシリーズでは、これまでにも韓国ドラマに出てくるシーンから、たくさんの面白い発見や情報を取り上げてきました。
読んだことがない方は、過去のシリーズもぜひ、読んでみてくださいね^^
さて、今回はいったいどんな不思議が出てくるのでしょうか?!
それでは、さっそく見ていきましょう~♪
「カードゲームといえば花札!」
みなさんもきっとカードゲームで遊んだことってありますよね?
トランプやUNOのように世界中で使われているカードを使った遊び方もあれば、かるたや百人一首のように日本独自の遊び方もありますよね!
少しアナログな遊びにも感じられますが、ゲームやタブレットを使って遊ぶことの多い今の子供たちにとっては、かえって新鮮な遊びかもしれません。
カードや札さえあれば、少人数でも大人数でも遊ぶことができますし、大人も子供も一緒に楽しむことができるのが魅力ですよね。
さまざまな種類のカードゲームがありますが、日本でメジャーなものといえば、やはりトランプですよね!
トランプひとつあれば、ババ抜きや神経衰弱のように子供でも簡単に楽しめるゲームから大富豪やソリティアのように頭を使うゲームまで、いろんなゲームを楽しめます。
韓国でも同じようにトランプを使ったゲームは楽しまれていますが、カードゲームといえば、なんと「花札」が定番なんです!特に年配の方が楽しんでプレイしていますね!
意外ですよね!ちょっとシブい感じがします笑
日本にも花札は昔からありますが、最近は花札で遊ぶという機会は多くはないですよね。
もちろん名前は聞いたことあるけど、遊び方やルールはよく知らないという人も多いのではないでしょうか?
ところが、韓国ドラマのなかには花札をしているシーンがよく出てくるんです!
「彼女の私生活」や「熱血司祭」、「オールイン 運命の愛」や「思いっきりハイキック」など、古いドラマから新しいドラマまで花札をするシーンは色んなドラマのなかにたくさん出てきます。
「タチャ イカサマ師」のように花札賭博をテーマにした映画もありますし、ユン・ヨジョンがアカデミー賞助演女優賞を受賞したことで話題になったハリウッド映画「ミナリ」のなかにも花札で遊んでいるシーンが出てきますよ。
それだけ韓国の人たちにとって、花札は身近な娯楽のひとつなんですね~!
なんと「三人集まれば花札をする」と言われるくらい!国民的カードゲームといっても過言ではないほど、老若男女に親しまれているんです。
韓国語で花札のことは「화투(ファトゥ)」といいます。
漢字では「花闘」と書くんですよ。「札」ではなく「闘い」と書くとイメージが変わりますね。
なんだか、ただのゲームではない真剣勝負といった感じがします笑
韓国の花札である화투「花闘」は、李氏朝鮮末期に日本から伝わったとされていています。
札のデザインはほぼ同じですが、韓国独自に変化しているところもあります。
遊び方についても日本の遊び方がベースになっているようで、ルールが似ているゲームが多いんですよ。
なかでも、韓国で一番人気なのは「고스톱(ゴストップ)/GO STOP」というゲームです。
これは日本の「こいこい」と似たようなゲームです。
화투 (花闘)といえば、「고스톱(ゴストップ)/GO STOP」というくらい、韓国で親しまれている遊び方です。
ドラマのなかでもこのゲームをしていることが圧倒的に多いですね。
日本の遊び方とは少し違う、独自の特殊ルールなんかもあって大盛り上がりです。
おじいちゃん、おばあちゃんもアジュンマたちも「고스톱(ゴストップ)」をしているときは、みんなもう大興奮ですよ!
いかがでしたか?
今回は韓国の花札である「花闘(ファトゥ)」について書いてみました!
日本では花札をする機会は少なくなっていると思いますが、その花札が韓国では国民的人気のカードゲームというのは意外ですよね!
日本と韓国では札のデザインに多少の違いはありますが、日本の花札でも「고스톱(ゴストップ)」を楽しむことはできるので、気になった方はぜひ、詳しい遊び方を調べてみてくださいね!
それではまた、次回もお楽しみに~☆
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