【京都市中京区】寺町京極商店街で140年以上!インフレに負けない!うれしい低価格ランチ【生そば常盤】
寺町京極商店街でひと際異彩を放つレトロな軒先があります。明治11年創業の「常盤」は京都の中心部で働く人々の台所として、140年以上愛され続けている食堂です。
店先には年季の入った食品サンプルとおすすめメニューの看板がずらり!この雑多な雰囲気に風情があって、心が躍ります。
店内に入ると、壁一面にメニュー。写真つきでメニューが貼り付けられているので、内容がわかりやすいです。昔ながらの雰囲気に魅了されて入店する外国人観光客も多いので、とても良心的。
本日の日替わり定食は「チキンカツ定食・鯵フライ定食・サバ塩焼き定食」の3種。ボリュームのある主菜に副菜が3つとお蕎麦がついて、なんと850円。可愛らしいのが、たまごふりかけ付き!おうちごはん感があって、気持ちがほっこりしました。
チキンカツ定食はカツが7切れ!鶏の胸肉でしょうか?!ヘルシーなチキンカツ。豆腐や野菜などの副菜もしっかり量があって、おそばもお椀にたっぷり。
麺類は「うどん」のラインナップが豊富でした。少し肌寒くなってきたので、鍋焼きうどんをチョイス。「カレー味に変更可」とのことなので、カレー味にしていただきました。
和風カレー風味の鍋焼きうどんは甘めな味つけ。柔らかいうどんのゆで加減が元祖京都らしさを感じます。天ぷらやしいたけ、玉子など定番の具材に、炭焼き鶏がオン。この炭焼きの鶏肉が香ばしくて、とてもおいしい!
昭和にタイムスリップしたようなランチタイム。京都のレトロなお店巡りも楽しいかもしれません。お客さんは外国人の方々も多く、寺社仏閣や祇園などの観光地だけでなく、地元の日本人に親しまれている日常の風景に興味があるようです。地元の人と観光客が混ざり合う賑やかな店内は、パワーがもらえます。