恵比寿を中心に、渋谷、竹芝、府中でカレー店を展開するグッドラックカリー（GOOD LUCK CURRY）はミシュラン星付きシェフ掛川哲司が手掛けるカレー店だ。
渋谷店は渋谷パルコ（PARCO）の地下にあるカオスキッチン（CHAOS KITCHEN）というレストラン街に店舗を構える。

入口の黒板では「本日のカレーメニュー」を確認できる。基本的に常に3種類のカレーが並び、バターチキンカレー、サイドスペアリブカレー、TOKYOたらこカレーの中から2種あいがけや、3種のトリプルカレーXなどの組み合わせも可能だ。

グッドラックカリーの看板メニュー「バターチキンカレー」

スタッフの方に伺うと、バターチキンカレーが看板メニューであり、一番人気とのことで、おすすめされるがままにチーズとたまごをトッピング。そしてどうしても食べてみたかった渋谷店限定メニュー「スパイス窯焼パスタ ボルケーノ」もお願いしました！これはグッドラックカリーのInstagramで動画を見て、マストで頼まなくては！と思っていました。

ナンよりもライスに合うバターチキンのまろやかさ

バターチキンカレーはライスよりもナンのほうが合うカレーだと思っていたんですが、少し乾いた食感のジャスミン米ともちもちの日本米がブレンドされることにより、グッドラックカリーのバターチキンは抜群にご飯と合う。

オレンジ色のソースの秘密はかぼちゃ！？

濃いオレンジ色をしたソースはとてもまろやかで味わい深い。チーズをトッピングであわせるのも大正解だった！店長さんに伺うと、「かぼちゃのペーストと、カシューナッツパウダーを使ってます」とのこと。そう言われてみると確かにパンプキンスープのような少しざらざらとした舌触り。これがミシュランシェフがてがけるカレーのうまさなのか！

青いプレートに並べられた人参ラペをはじめとする副菜もどれもおいしく、サラダとしても、カレーに少し混ぜて食べるのも味に変化をつけられて楽しい。

SNSで話題のスパイス窯焼パスタ ボルケーノ

ボルケーノは大きなコレットにたっぷりなミートソースと絡まった極太麺が隙間を埋めるように盛られ大量のチーズで蓋をし、そのままオーブンで焼かれる。最後にカルダモン、シナモン、クローブをミックスしたスパイスがカレー店ならでは。
サイズも選べるので、友人や家族とカレーにボルケーノを追加してシェアするのもおすすめ。

オーブンでチーズの蓋に焼き蒸された極太麺のミートパスタは旨みが凝縮されていておいしかった。見た目だけではなくボリューム、味も素晴らしいので、決して見た目だけで話題になっていないことがわかる。

苦味と甘みの最高峰！焦がしプリン！

カレーにパスタにおなかは限界だが、スイーツは別腹とはよく言ったもんだというか、そう言い聞かせたくなるもので・・・プリンに目がない僕は食べることを決断した。

カラメルが黒色になる寸前まで焦がされていて、一口なめてみると、とっても濃厚な苦味！そして甘さがそれぞれ引き立っている。固めのしっかりしたプリンの上にはバニラアイスが乗っていて、カラメルと絡めれば絡めるほどスプーンが止まらず、あっという間に完食。やはりスイーツは別腹というのは確かなことのようだ。

クラフトビールやワインも楽しめるグッドラックカリー

グッドラックカリーはワインやクラフトビールも取り揃っているので、まずは１杯飲んで〆にカレーという過ごし方をしてみてはいかがだろうか。

グッドラックカリー渋谷店の店舗情報

東京カレーマガジンでは東京都のカレーを中心にご紹介！