パンナコッタというスイーツをご存知ですか？何年か前に大ヒットしましたが、赤穂市坂越の「坂利太」で、9月にデビューしたパンナコッタが今までの常識を覆す絶品！と聞いて、早速行ってきました。

店内には大ヒット商品がズラリ

「坂利太」は、坂越大道沿いにある古民家をリノベーションした洋菓子専門店。

こぢんまりとした店舗兼工房ですが、こちらオリジナルレシピで作ったアイテムが、すべて大人気。

まずはこちら「アラゴスタ」です。独特な形のこのお菓子、正式名は「コーダ・ディ・アラゴスタ」＝「伊勢海老の尻尾」という意味。パイよりも歴史は古く、この生地がフランスへ渡りパイになったそうです。

カリッと焼き上げたアラゴスタは、パリパリの新食感。パイよりも繊細で、今まで食べたことがないような口当たりと舌触り。生地だけ食べてもおいしさを感じることができます。

生地は極限まで薄くのばし、何層にも重ねて巻き上げて作っています。これが職人技だそう。繊細に丁寧に手作業で作られた生地が、あの独特なパリパリ感を生んでいるそう。

店には、基本のアラゴスタ5種類と独特な製法で作った「アンジェラ」が3～5種類が並んでいます。

このブルーの暖簾をバックに撮影するのが”お定まり”となっている人気商品のソフトクリームです。
このソフトクリームは、意外や意外、12月～3月のシーズンが一番よく売れるというからびっくり！1日500個以上も売り上げたことがあるそうですよ。
坂越名産の牡蠣を食べに来たり、買いに来たりするお客さんが、寄っていくんでしょうね。

コーンの部分にアラゴスタの生地を使っていて、生地だけでもおいしいのに、そこに地元丸尾牧場の生乳で作ったソフトクリームをオン。濃厚なのに後味すっきり。癖になるおいしさなんです。コーンの下の方には、自家製カスタードクリームが入っていて、こちらも美味。
一粒で何度もおいしいソフトクリームというわけ。

私をおみやげに「てーてってー」

全国から注文殺到中のオリジナル焼菓子「てーてってー」がこちら。
「てーてってー」は、赤穂弁で「連れてって～」という意味。
「私をおみやげに”てーてってー”」という思いも込められたネーミングも楽しいですよね。
牡蠣の殻を型にして焼いていて、アラゴスタよりしっかりした感じ。内側には、チョコをコーティングしていて、いちご・黒ゴマ・リモーネ(レモン)・ロココ(シナモン アニス クローブ)・エスプレッソ・ブラックチョコの6種類がラインナップ。

6種類を全部盛り込んだ箱入りの商品も置いています。これはギフトに最適ですよね～

渾身の新作・絶品パンナコッタ

じゃん！
こちらが、オーナー・西川シェフ渾身の新作『SAKURAGUMIの超濃厚焼きパンナコッタ』。ネーミングにも力が入ってますよね。こちらのパンナコッタ、イタリアの昔からの製法で作った本格的なパンナコッタなんです。

パンナコッタは、日本では牛乳で作ったゼリー風ですが、この商品は生クリームのみを使い、焼き固めた正統派の一品。食感はバスチー（バスク風チーズケーキ）に近い感じ。もちろん濃厚です。

オプションで、生乳ソフトをトッピングすることもできます。（＋180円）
濃厚オン濃厚で、さらにぜいたくな味わいになります。

ソフトクリームを食べたら、カラメルソースがトロリ。
上等な濃厚焼きプリンみたいな感じ。

下の方はチーズケーキみたいな味わい。
いずれにしても「こい～の」。
『SAKURAGUMIの超濃厚焼きパンナコッタ』のネーミングに負けていないおいしさ。
上質な材料を惜しみなく使っているのが分かります。

噂に違わぬ絶品、ぜひ一度食べてみてください。
お遣い物にも、自分へのごほうびにもおすすめです。