天空の城があった、城跡から眺める広島の風景
広島市安佐南区にある武田山。この山の周辺は、毛利元就が広島に本拠を移す前、広島(安芸国)の経済や政治の中心だった場所!
広島を広く見渡せる山の頂上には「銀山城」という山城があったそうです。標高410メートルと登山初心者にも登りやすいため、いまは人気の登山スポットになっています。
そんな武田山は「武田山憩いの森」から登れます。
公園内の駐車場に車をとめて、レッツゴー!
中腹あたりまでは緩やかな坂道でとっても歩きやすい。また、山頂に向かうまでの道中には、昔ここに銀山城があった痕跡が至る所にあり、案内板なども立てられています。
中腹を超えると、ゴツゴツと大きな岩が現れ、次第に勾配もきつくなっていきます。ここが正念場!
そこを過ぎると、一気に視界が開ける場所へと到着します。お疲れさまでした、山頂の銀山城跡です!
動画でみる、武田山・登山の様子
うん、たしかにいい眺め!
天空の城があった武田山・銀山城跡からのながめ
ちなみに広島市のホームページによると、銀山城を建てた当時の守護だった一族が「武田」という名前だったことから、山の名前が「武田山」になったんだそうですよ!
眼下には広島経済大学や祇園・戸坂エリア、南側は宇品など海まで見渡せます。
北側を向くと、高速道路の広島インターチェンジや高陽方面まで。
山頂付近には銀山城があった頃のことなど、当時の歴史についても知ることが出来る案内板が幾つか設置されているので、山頂に辿り着いたときは、この地の歴史も感じてみてください。
※登山口のある 武田山憩いの森(広島市安佐南区祇園)に、駐車場やトイレあり。