【隠岐の島町】今年の豊作は桜で占う!?世間桜ってどんな桜?
島根県沖から60kmに浮かぶ隠岐諸島。その中の一つ隠岐の島町の元屋地区にある桜が今注目されています。
それが世間桜(よのなかざくら)。
山の中腹に聳える、樹齢600年以上の2本の大きな桜が世間桜です。
江戸時代よりこの世間桜が咲いたら豊作、咲かなければ凶作とされており、島の人はこの桜で豊凶を占ったとされています。
男桜(おざくら)と女桜(めざくら)に別れており、女桜女桜、ともに見事な満開を迎えていました♪
まさに爛漫という言葉がふさわしい女桜がこちら。
美しい白い花が特徴的な男桜も、見事に咲き誇っています。
この2本の桜は、かつて隠岐の島に流された後醍醐天皇のお供として来た三光国師が植えたと言われており、数百年島の豊凶を伝えて来ました。
隠岐諸島にはさまざまな興味深い文化があります。今回訪れた世間桜も私にとってはその中の一つに挙げられる、奥ゆかしくも興味深い、素敵な桜です♪
もし島に来ることがあれば、ぜひ足を運んでみてくださいね♪
住所:隠岐の島町元屋
問合:隠岐の島町観光協会 08512-2-8575