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【西ノ島町】奇跡の絶景「摩天崖」の息を呑む美しさに触れる

松田マサヒロ離島移住ライター/島のふるさと納税担当(隠岐郡・出雲市)

島根県沖60kmに浮かぶ隠岐諸島。

独自の文化と歴史が息づき、ユネスコ世界ジオパークに認定されるほど雄大な自然が残るこの諸島の中の一つ、西ノ島町(にしのしまちょう)。

この島の北西部に、諸島を代表する大絶景のポイントのひとつ、「摩天崖(まてんがい)」があります。

聞きなれない方も多くいると思うのですが、どのような場所かというと

巨大なナイフで垂直に切り取ったような海抜257mの大絶壁です。海蝕作用によって出来た崖では日本有数の高さを誇ります。周辺一帯は放牧地であり、牛馬がのんびり草を食む姿が見られます。約7kmにわたって粗面玄武岩の海蝕崖や海蝕洞が続き、大山隠岐国立公園に指定されている隠岐最大の景勝地です。「日本の夕陽百選」にも選ばれ、時間季節問わず絶景です。
- 西ノ島観光協会より引用

高さ250m以上の大絶壁。そんな真っ直ぐに切り立った壁が続いている場所。

聞いただけでワクワクしてしまいますよね!

というわけで早速行ってみました♪

摩天崖までは車を借りて向かいます。

国立公園の一つ国賀海岸の看板を横目にぐんぐん進みます。

徐々に空が広くなってきました♪

そのまま進むと、植物の高さが低くなり、景色がどんどん開けてきます。

そして到着です。

駐車場にはたまに馬がいるのでお気をつけください。

当たり前のように馬がすぐ近くを歩いている景色。

非日常すぎて私はずっとビックリしていました。

車を降りて、目的の摩天崖のビューポイントまで約5分ほど歩きます。

途中には休憩スポットや、旧日本軍の基地跡もありました。

こちらは監視所の跡地なんだそうです。奥にある崩れた岩が監視所の屋根部分なのでしょうか。

そんな昔の跡地を横目に進んでいきます。

跡地を越えると、大山国立公園・摩天崖の文字が入った木の看板があります。これにて到着。

ふと横を眺めると息を呑む絶景が広がっていました。

迫力のある切り立った崖が手前から奥に向かって伸びているような感覚。ただ、下をみると自分がどんな高さにいるのかをわかってしまう少しの恐怖感。

ちなみに海から見上げる摩天崖がこちら。

実際にかなり高いんです。

一方で少し目線をあげると、遠くまで広がる水平線が広がります。

海と空との境界線がわからなくなるほど透き通った青い海は隠岐の海の特徴ですね♪

崖沿いには作画してるのですが、その柵沿いに歩くと遊歩道になっているみたいです。

天気の良い日は散歩がてらに歩いてみても良いかもしれないですね♪

ビューポイント近くにもよく馬が歩いているんです。

絶景にさらに馬もいるなんて本当に非日常的すぎる景色ですよね♪

冬が終わり始め、少しずつ温かくなる季節。

ぜひ隠岐諸島に旅行にいらした際は、摩天崖にも足を運んでみてくださいね♪

春先の穏やかな海と、空と、気温の中で、島の大絶景を堪能してみてください。

摩天崖
〒684-0303 島根県隠岐郡西ノ島町

離島移住ライター/島のふるさと納税担当(隠岐郡・出雲市)

島根県隠岐郡に住むマサヒロと申します!世界一周、台湾でのカレー屋開業、人材会社のタイ国駐在員を経て、隠岐諸島に移住いたしました。現在は島のふるさと納税担当として、島の美味しいものや、旬のもの、楽しいイベントの情報を発信しております。隠岐諸島だけでなく、島根県全体での情報も発信をしていきます!

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