京都市中京区にあるビブグルマン掲載のラーメン店、4つのテイストから選んだ一杯は!?
今回ご紹介するのは、こちらの記事で初? じゃなかったかしら? あのミシュランのビブグルマンに掲載されたお店なのです。普段、お伺いしてるお店とミシュランって少し遠い感じなのですが、フレンドリーなお店もいろいろ載ってるんですよね。今回は、そのビブグルマンに掲載された、京都のど真ん中にあるラーメン店でおいしい一杯をいただきました!
今回のお店は「麺処 蛇の目屋」さん。場所はといいますと、ホントに京都のど真ん中。最寄り駅は阪急の京都河原町駅ですね。四条通を挟んで高島屋の向かい側のエリア。新京極を少し北へ行き、東のあたりにある「花遊小路(かゆうこうじって読みます)」の商店街にある「ハレの日 花遊小路」2階にあります。建物のエントランスはこんな感じ。
わかりにくいですが、建物入り口左手にある看板に「麺処」の文字が。赤丸の目玉おやじさんみたいなところに「蛇の目屋」とありますね。これまた見にくいですが、右側に階段を登るような矢印があるので、2階へと進みます。
と、店名の入ったのれんがかかった入り口がお出迎え。情報によりますと、2020年12月にこちらに移転オープンされたとのこと。
今回は珍しく夜の時間にお邪魔しまして、入り口から右手側にあるカウンターへと案内していただきました。厨房が目の前のある意味特等席でございます。
少し高い位置になっているカウンター席エリアから振り返った店内の様子がこちら。真っ白な壁の明るい店内で、カフェやレストランとしても営業できる感じですね。座席はテーブル席がいくつか置かれてました。
メニューはこちら。鶏、鶏白湯、塩鶏、煮干しの4つ。どれもシュッとしたビジュアルです。4つのうち鶏が3つということは、鶏メインということですよね、きっと。
裏面はセットやご飯ものになってました。ラーメンの大盛りも+100円でできますし、お腹の減り具合、そのときの気分でいろいろなバリエが楽しめます。
そして、クラフトビールも取り扱っておられるご様子。黒板に在庫のある銘柄が書かれてました。シュッとしたラーメンとクラフトビールの組み合わせ、考えただけでもおいしそうでございます。
カウンター前には使用していると思われる日本各地の鶏などの素材についても貼り出されておりました。いろいろ見てるうちに期待が高まって参ります。と、そこに……。
「ドーン!」というよりは「スッ」というイメージでやってきました、「煮干しそば」950円です。書いたとおり、メニュー見てて鶏メインのラーメンにしようかなと迷ったんですよ。迷ったんですけど、今回は煮干しいかせていただきました。気分が煮干しだったのよ。
器にググっと寄ってみましょう。チャーシューは鶏と豚の2種。刻んだタマネギとメンマ、そして青ネギがトッピングされています。
麺は細麺。歯ごたえのいい、しっかりとした食感。ズズーッとすすれば、お口が幸せに。スープとの相性もグーグググー!
そのスープですが、メニューによりますと「厳選した煮干し出汁と地鶏スープを合わせた薄口醤油らぁめん」とのこと。地鶏スープが土台を支えた上に煮干しを効かせたしっかり味のスープは、個人的好みにドンピシャ! いつまでも飲んでいたい、お家の蛇口のひとつからこのスープが出てくればいいのに、と思いました。
そして小さな器に入っていたこの海苔は途中からパラパラ。するとどうでしょう! スープに海苔の風味、旨味が合わさって、これまた新しいおいしさが見えて参ります。後のせトッピングとして、かなり効果的だと思いました。
こちらは同行者が注文した鶏白湯。見るからに濃厚そうなスープに平打ち中太麺を合わせた、煮干しとは全く違うテイストと思われる一杯に仕上げられております。今度はこっちもいいなぁ〜と。
お店の雰囲気、提供しているラーメンとも、さすがと思わせてくれた「麺処 蛇の目屋」さん。夜遅めの時間帯だったので、スッと入れましたが、おそらく行列or満席の時間帯も多いのではと思われます。ランチ、ディナーにはもちろん、場所柄呑んだあとのシメにも超おすすめ。ちなみにラーメンには小盛りも−50円で設定されているので、しっかり呑み食いしたあとにもおいしく食べられまっせ。アクセス、味とも抜群なのでぜひ!
麺処 蛇の目屋
住所/京都市中京区中之町565-23 ハレの日花遊小路 2F
営業時間/11:30〜16:30(L.O.16:00)、18:00〜22:00L.O.
定休日/不定休