【富士宮市】大人も子どもも思わずにっこり☆昭和レトロな『駄菓子屋京ちゃん』
学校帰り、お休みの日、毎日のように小銭を握り締めて近所の駄菓子屋さんに行っていました。
持っている小銭で何が買えるか考えて選んだり、おばちゃんと今日あったことを話したり、買った駄菓子を持ってあちこちに探検に行ったり、私の幼少時代の思い出から駄菓子屋は欠かせない存在でした。
でもいつの頃からか、昔ながらの駄菓子屋さんはほとんど見かけなくなってしまいました。
そんな中、昔ながらの駄菓子屋を残したいと8年前にオープンしたのが『駄菓子屋京ちゃん』!
富士宮警察署すぐ近くにあり、連日子どもたちが楽しそうにお店から出て来るのを見て微笑ましく思っていました。
今日は大きなお友達も混ぜてもらおうと、初めての店内へ潜入です(笑)
お店の中に入ると左側には駄菓子が陳列されていて、右側には鉄板とカウンターがあり、粉物を中心に軽食が食べられる懐かしいレイアウトです。
駄菓子の種類は豊富!昔これ好きだったんだ!と思わず手に取ってしまうパッケージのデザインも変わらないままの駄菓子もあります。
そしてまた、懐かしいくじもありました!
お金を払って箱の中のくじを引かせてもらい、出た番号の景品を目の前で外して渡してもらえるシステム。
好きだったなぁ。鈴とかスーパーボールとか欲しい色が当たるまで、なんどもやった記憶があります。
ということで、出したてほやほやのけしごむくじを引かせてもらいました。「キツネかネコが欲しい!」と手を合わせてからくじを引きます。
出たのは42番。
「何なに~?」と掲示されている消しゴムくじの42番を探すと、なんと一発で大当たりしました。
大きなものが欲しい子も自分の好きな形を狙う子もいろんな子がいてくじって楽しいですよね!なんて会話も弾みます。
駄菓子屋さんの店主さんって話しやすい方が多いですよね。子どもたちにとっても、話せる大人がいるという事は心強いのではないでしょうか。
駄菓子屋京ちゃんのお好み焼きと焼きそばは390円、玉子、イカ、肉入りは各440円、全部入りは500円です。
たまにお母さんの帰りが遅い時にはお金をもらって焼いてもらった駄菓子屋のお好み焼き。
留守番は嫌だったのに、駄菓子屋さんで鉄板物を頼むのはなぜか少し大人に慣れたような気がして好きでした。
そんな思い出を胸に、肉入りお好み焼きをテイクアウトで注文し、お好み焼きを焼いてくれる店主さんとひとときの会話を楽しみます。
お好み焼きはちょっと甘めの濃厚ソースが昔の駄菓子屋さんの味そのままの、懐かしい味でした。
子どもたちの社会自立の一歩として楽しく学べる、昭和時代にあった古き良き駄菓子屋を再現した『駄菓子屋京ちゃん』。
思わず「ありがとう!」と感謝したくなる、大人も子どもも嬉しくなるようなそんなお店でした。
駄菓子屋 京ちゃん
住所:富士宮市城北町234
TEL:090-4867-9523
営業時間:11:00~18:00
定休日:月曜日