暑い中でも出向きたい!文銭堂本舗さんの夏季限定「夏木立」溢れそうな小豆と本葛や餅粉の拘り配合の水羊羹
ある程度都心になると何事にも重宝されるロケーションというのがありまして、それはずばり駅近。駅直結という好立地もありますね。一般的な飲食店やカフェ、オフィスやコンビニと沢山ありますが、オフィス街と繁華街が持ちつ持たれつで寄り添う街・東京都港区は新橋でも同じことが言えます。
その新橋駅から徒歩3分程度にお店を構えるのが「文銭堂本舗」さん。定番の文銭を模った最中は時折無償に恋しくなるおやつなのですが(いずれご紹介したいと思います)、どうしても夏になると恋しくなる涼菓があるのです。
今回は、じりじりと身体を焦がすような日差しの中で歩いてでもいただきたい文銭堂本舗さんの「夏木立」をご紹介。
一見すると小豆入りの水ようかん、という風貌なのですが、ひとあじもふたあじも異なるのが文銭堂本舗さんの夏木立。と申しますのも、文銭堂本舗さんには同じようにカットされた水ようかんも竹筒入りの水ようかんもあるのですが、夏木立は実に複雑でありながら体に染みわたるこし餡も魅力なのです。
向こう側が仄かに向こう側がのぞけるような透け感を演出する本葛粉、ふくよかでありながら芯のある佇まいを形成する小麦粉、粘り気と自然で穏やかな甘味を演出する餅粉、そして欠かせないのが夏の暑さにも負けない活力を授けてくれるようなこし餡…これらを絶妙な配合で合わせることにより、ぷるんとした弾力のみならずもちもちとした食感を兼ね備えた独特な食感に。
また、ツンとつつけばあふれてきてしまいそうなほどたっぷりと抱かれた小豆も、素材の持ち味を活かした甘さながらも、蜜をたっぷり含み心地よい歯応えに。この小豆だけでも美味しいので、お行儀が悪いことは重々承知してはいるものの、数粒ぽいぽいっと口の中に放り込むことも…自宅ならではのお楽しみですね。
文銭堂本舗さんの定番商品は、三田の店舗や高島屋さんといった百貨店でもお取り扱いがあるほか、今回の夏木立は不可ですが上生菓子もお取り寄せ可能なものもご用意があります。
季節商品が沢山揃う文銭堂本舗さんは和菓子屋さんでありながら駅近なので、ご用立てにも都内観光のお土産としても重宝できますね。
最後までご覧いただきありがとうございました。
<文銭堂本舗・本店>
公式サイト(外部リンク)
東京都港区新橋3-6-14
03-3591-4441
平日 8時30分~18時30分
土曜 9時~16時
定休日 日曜・祝日