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打率2位のピレラ(元広島)が4安打 リーグ唯一の100得点に到達<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
決勝二塁打を放ったピレラ(写真:サムスンライオンズ)

5日のKBOリーグは4試合が18時30分開始のナイトゲームで行われた。

KTウィズ-サムスンライオンズ(スウォン)は7-4でサムスンが勝利。サムスンの先発デービッド・ブキャナン(元ヤクルト)が6回を投げて被安打4、KT打線をソロホームラン2本の2点に抑えた。ブキャナンは11勝目(8敗)。5番手のオ・スンファンが31セーブ目を挙げている。

サムスンは3番のホセ・ピレラ(元広島)が5打数4安打2打点の活躍。6回には決勝打となる二塁打を放った。ピレラは後続打者のタイムリーでホームに生還し、リーグ唯一の100得点に到達。打点(108、2位)と共に得点も3ケタにのせた。

ピレラは打率を4厘挙げて3割4分4厘の2位。1位はイ・ジョンフ(キウム)が3割5分1厘を記録している。

◇10月5日(水)の結果

・トゥサン 5 - 2 SSG(チャムシル)

 勝:ブランドン

 敗:キム グァンヒョン

・KT 4 - 7 サムスン(スウォン)

 勝:ブキャナン

 敗:コ ヨンピョ

・KIA 2 - 10 LG(クァンジュ)

 勝:キム ユンシク

 敗:パノーン

・NC 7 - 3 ロッテ(チャンウォン)

 勝:ク チャンモ

 敗:ソ ジュンウォン

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◇3位KTが敗れて4位キウムとのゲーム差なしに

3位KTは連勝が5でストップ。4位キウムヒーローズとのゲーム差が0になった。3位は「準プレーオフ」に進出出来るが、4位は5位との「ワイルドカード決定戦」を戦うことになる。KTの残り試合は4試合、キウムは2試合。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサンベアーズ)>

この日、トゥサンの2軍戦はなかった。

⇒ 代走、守備固めからレギュラーの3割打者に 韓国3年目・安田権守の飛躍の理由

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載しています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FM那覇)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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