こんにちは、ベーグル犬８８５です。

都城おでんの定義とは？

寒くなると必ず食べたくなる“おでん”。

以前、都城おでんの特集が全国放送のテレビ番組でやっていました。

そのテレビによると、都城おでんの特徴は、おやし・大きい巾着・豚のナンコツなどだそうです。

今回は3月に移転オープンしてキレイになった、都城駅近くの「おでん　ジャングル」をレポートします。

旧店舗と同じ並びで、約５０m駅に近くなりました。

前のお店を目指してくる人に、閉店したと間違えられたことがあるそうです。

街のおでん屋の代表として、酒場放浪記の吉田類が来たり、有名な料理雑誌dancyuと、数々の媒体によって既に取材されている名店。

大将です。元野球部だそうです。（野球部っぽいですね。）

おすすめは「盛り合わせ」

春から何回か予約なしで入ろうと立ち寄りましたが、コロナでテイクアウトのみだったり、予約でいっぱいだったりで、振られてばかりでした。

この日は夕方5時に電話すると。2名なら大丈夫ということで入れることになりました。

しかし、注文の時、「店内で食事をする客は“盛り合わせ”のみ」と言われました。

『どういうこと？？？』と思ってお尋ねすると…

週末で、持ち帰りの予約が多く、筆者のように7時に来る客のわがままは聞いてもらえないらしい…。だからここは黙って「盛り合わせ」を頼みました。

（もちろんおでん以外の料理は普通に注文できます。）

しばらく待っていると、

♪デーデンッ！♪

都城おでんのスター選手たちが山盛り運ばれて来ました！

削りたての柚子の皮のいい香りで食欲が急上昇↑↑↑

まずは大きな大根。

豚のナンコツ

骨（ナンコツ）がついているというのに、骨も身も口の中でホロホロとほどける感覚。

豚の旨味とおでんの出汁の相性がよく、このひとつだけでもボリュームがあり、満足できる逸品。

特大のきんちゃく

こちらも中身の各々に出汁がしみ入っていて、ヘルシーなのにおなかがいっぱいになります。

もうこの３つで既に大満足ですが…

2人分の盛り合わせ（今回は2,398円税込）の中身は…

２人分で上の写真のようなボリューム。

大将によると、お皿の大きさで内容を決めるようです。その時によって違います。

（嫌いな具材がある時はお伝えするといいかもしれませんね。）

ちなみに本当は春菊を食べたかった…

早く店舗に来た人が「なんこつ5個！」なんて何人も頼むと、遅い客には人気の具がなくなってしまうので、店長おまかせの「盛り合わせ」が、結果的には大変お得で、正解なんだとわかりました。

サッカーの試合ではないですが、お皿にのっていたスタメンたちをご紹介します。

1. きんちゃく　
2. 豚ナンコツ　
3. 大根　　　　
4. 厚揚げ　　　
5. ちくわ　　　
6. こんにゃく　
7. 糸こんにゃく
8. キャベツ
9. もやし（おやし）
10. 豆腐　　　
11. たまご
12. 昆布　　　
13. たけのこ
14. ごぼう天　　（全部で１４種類）

※その時によって内容は変わります。

※具材によっては追加招集できます（別料金）。

お品書き

持ち帰りの注文方法

この日は土曜日でしたが、翌日（日曜日）の注文（持ち帰り）用お鍋を６つ預かっているとのことでした。

本当に人気店だと実感。

はぁー、おなかいっぱい、幸せ！

おなかがパンクしそうになりました。誰かが「おでんは出汁を食べる道具」と言いましたが、本当にそう思います。

お店によって出汁の味が違うので、好きな具、好きな出汁で、お客さんの好きな店舗が分かれるのがわかります。

こんなに大きな具に秘伝の出汁が染み入ってこのお値段。家庭でおでんを作りたくなくなります…。

頑張った家族への週末のご褒美に、ジャングルへお鍋を持っていって予約注文するのはいかがでしょうか？