今日のディナーは、山口市小郡上郷にある「お食事処 里彩（さといろ）」です。

国道から少し入ったところで、静かな場所にあります。

まだオープン間もないとのことで、店内にはたくさんの胡蝶蘭がありました。

仕切りがあって広々としたテーブル席。

奥にはカウンター席もありました。

お昼の定食がとてもお得なのですが、今回は2日前までに予約が必要な夜のコース「里彩おまかせコース（5,500円～）」をご紹介します。内容は日々変わると思いますので、ご参考まで。

お通し「鯛の酒盗和え」と、前菜の三種盛りです。前菜は右から「鰻の新緑蒸し」、「若桃ゼリー」、「筍姫皮の金平」です。

お造りは「すずき、本マグロ、ひらまさ」です。厚めのお刺身は食べ応え充分。

煮物は「鯛のあら炊き」です。私はあら炊きが大好きで、ついつい夢中になって食べてしまう一品でした。

揚げ物は「イサキの唐揚げと、黄ズッキーニ、ししとう」です。カラッと揚がった分厚いイサキはホクホクです。

酢の物は「ローストビーフ～サラダ仕立て～」です。お肉料理もサッパリいただけました。

「あなご御飯」、「あおさ海苔のお味噌汁」、「香の物」です。素朴な味付けで、ほっとする組み合わせです。

コースの最後は「杏子のアイスとプラム」です。生のプラムは完熟でとっても美味しかったです。このアイスに使われている杏子からすべて自家製だそうです。

お店から少し上った場所で、ご家族が農業をされているそうです。有機肥料で育てた無農薬のお野菜と自家米を使っているという、たくさんの愛情がこもったお料理なのです。

全体を通して、素材の味を活かした滋味深さが印象的でした。帰り道もずっとほっこりが続くような優しいお食事と、穏やかな時間を過ごせるお店です。夜のコースは2日前までの要予約ですが、お昼の定食も充実しています。「刺身定食（1,750円）」がおススメだそうです。