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東京煮干、金澤味噌、博多豚骨が楽しめる「RAMEN AVENUE」が「日比谷グルメゾン」にオープン!

井手隊長ラーメンライター/ミュージシャン

JR東海は7月9日、東京・日比谷に「日比谷グルメゾン」をオープンする。

日比谷グルメゾン
日比谷グルメゾン

1910年から使用されているJR有楽町駅と新橋駅の間の高架下を利用したグルメ施設で、建設当時から残る赤レンガにマッチしたデザインが印象的だ。

まず驚いたのがその立地の良さだ。JR有楽町駅(徒歩5分)、新橋駅(徒歩6分)、東京メトロ日比谷駅(徒歩4分)、銀座駅(徒歩3分)、内幸町駅(徒歩7分)と5駅が利用可能。もともとビジネスマンや買い物客も多いエリアで、様々なニーズに対応できそうだ。

RAMEN AVENUE(ラーメンアベニュー)
RAMEN AVENUE(ラーメンアベニュー)

イタリアンバル、串焼き屋、タイ料理、ドイツビアホール、海鮮バルの5店舗のほか、注目を集めているのが3つのラーメン店が集結する「RAMEN AVENUE(ラーメンアベニュー)」だ。

3つのラーメン店がフードコート形式で並ぶ
3つのラーメン店がフードコート形式で並ぶ

ニューヨークのパブをイメージした内装に、フードコート形式でラーメン店が3店舗にバーが併設している。

東京、金沢、福岡の人気店が集結し、各地のラーメンをお酒とともに気軽に楽しむことができる。

中華そば ふくもり(東京)

中華そば
中華そば
塩中華
塩中華
辛ネギ中華
辛ネギ中華

東京の人気店「せたが屋」が展開するブランド「ふくもり」鯵煮干しをふんだんに使った一杯で勝負している。

煮干しの真っ直ぐな旨味に、北海道産小麦を使用した麺を合わせる。柔らかなバラチャーシューのほかにひき肉が乗っているのも特徴。

醤油ベースの「中華そば」に、より煮干しがダイレクトに感じられる「塩中華」、辛い肉味噌の乗った「辛ネギ中華」と味のバリエーションも豊富。辛ネギ中華は名古屋の「台湾ラーメン」を彷彿とさせながらも、煮干しの旨味がしっかりと下支えしたオリジナルメニュー。

担々キャベツはお酒にピッタリ
担々キャベツはお酒にピッタリ

「担々キャベツ」はお酒にピッタリのおつまみメニューだ。

金澤味噌ラーメン 神仙(金沢)

炙り肉味噌ラーメン
炙り肉味噌ラーメン

東京ラーメンショーなど、全国の催事でも大人気の「炙り肉味噌ラーメン」を看板メニューとする石川・金沢の人気店。

100年の歴史のある蔵出し加賀味噌の濃厚スープに、炙った豚バラが贅沢に乗った一杯。満足感ある一杯で、サラリーマンからOLにまで人気の出そうなメニューだ。

博多 新風(博多)

新風豚骨
新風豚骨

昭和から続く博多豚骨ラーメンの味を伝承し、人気を博すお店が都内初進出。都内に進出している博多豚骨に比べ、より現地感が強い一杯を提供している。

インパクトや塩味を重視せず、じわじわと旨味が滲み出てきて、「これぞ博多豚骨」と唸らされる一杯だ。

三大ご当地といわれる東京・札幌・博多のうち、東京・博多をチョイスしながら、札幌ではなく金沢の有名店が出店しているのが面白いところ。

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味についても醤油、塩、味噌、豚骨から変わり種メニューまで広くカバーしているので、食べ比べも楽しい。

フードコート形式なので各店のラーメンをシェアして食べてもOKで、お酒とおつまみの後に〆にラーメンという楽しみ方もできる。

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ラーメン集合施設では京急品川駅の高架下「品達品川」が3月31日に閉館したところ。新たなラーメン集合施設としても注目を集めそうだ。

※記事内の写真はすべて筆者による撮影

ラーメンライター/ミュージシャン

全国47都道府県のラーメンを食べ歩くラーメンライター。東洋経済オンライン、AERA dot.など連載のほか、テレビ番組出演・監修、コンテスト審査員、イベントMCなどで活躍中。 自身のインターネット番組、ブログ、Twitter、Facebookなどでも定期的にラーメン情報を発信。ミュージシャンとして、サザンオールスターズのトリビュートバンド「井手隊長バンド」や、昭和歌謡・オールディーズユニット「フカイデカフェ」でも活動。本の要約サービス フライヤー 執行役員、「読者が選ぶビジネス書グランプリ」事務局長も務める。

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