【英会話】「It's about time !」ってどんな意味?
こんにちは、せいたろーです。
カナダ、バンクーバーに3年間留学していました。
現在は英会話講師として働いています。
留学中、時間をかけて計画を立てた夏休みの旅行がついに週末にやってきました。
すると友だちが「It's about time !」と一言。
これってどんなニュアンスの一言か知っていますか?
中学で習う基本的な単語だけですが、案外訳がわかりません。
今回はこの「It's about time !」の意味と使い方についてご紹介します。
It's about time ! 「やっと来たね!」
長く待っていたことが、ようやく実現する際の感情を込めた一言です。
"about"は「ほぼ〜、おおよそ」の意味があり、後ろに"time"を置いて「ちょうどその時だ」のニュアンスから「やっと来たね!」の意味になります。
例文1
A : We're finally going on our summer trip this weekend !(やっと今週末に夏の旅行に行けるね)*finally : ついに
B : It's about time ! We've been talking about it for months.(やっと来たね!何ヶ月も話しをしていたもんね)
例文2
A : I'm going to clean my room today.(今日、部屋の片付けをするよ)
B : It's about time. Your room is a mess.(やっとだね。君の部屋、散らかりっぱなしだよ)*mess : 乱雑
"It's about time"にはもう一つの使い方があります。
It's about time + 文章 「そろそろ〜する頃だ」
「〜する時が来た」というニュアンスです。
例文3
A : He's late again.(また彼、遅刻だよ)
B : It's about time he started showing up on time.(そろそろ時間通りに来るべきだよね)*on time : 時間通りに
ちなみに後ろの文章は過去形になります。
これは仮定法過去だからです。
仮定法過去とは?
・実際にはまだ起きていない、または事実ではないことを表現する
・動詞を過去形にする(ただし意味は現在や未来のこと)
例文の場合、彼は時間通りに来ていません。
現実とは違う「時間通りに来る」ことを仮定法過去を使って表現しています。
その際、動詞を過去形にしています。
実は英語において、過去の出来事を表す時以外にも過去形が使われる場合があるんです。
まとめ
・It's about time ! 「やっと来たね!」
・It's about time + 文章 「そろそろ〜する頃だ」
どちらも日常会話で使えるフレーズです。ぜひ覚えて使ってみてくださいね。
今回の記事が少しでもご参考になれば嬉しいです。
最後までありがとうございました。