【多肉植物】5月にネット購入した時の土の配合・置き場所・水やりのタイミングをご紹介
こんにちわ!taniku-dayのちかです。
5月~6月にネットで多肉植物を購入した時の育て方のコツをご紹介していきます。
とゆうのも、これから多肉植物が苦手とする高温多湿の時期、梅雨入りし夏がやってきます。原産地の気候と真逆の環境で生命を維持するため、多肉植物はこの時期一番体力を消耗します。
体力を消耗しきって枯れてしまうのを防ぐため、健康な状態で夏を迎える必要があるのですが、5月~6月に多肉植物を購入すると、完全に根を張れない・環境に慣れない状態で夏を迎えてしまうんです。
なので、5月~6月の時期に多肉植物を購入したら普段よりコツがいるんですね。時にネットで購入した場合、数日間段ボールで暗闇で保管されるため気候によってはダメージを受けている場合もあります。
この方法を知っていれば、5月~6月の多肉の購入が怖くなくなります!それでは、ご紹介していきます。
多肉植物を購入したら夏までにやっておきたい事
この時期多肉植物を購入したら、
- 環境に慣らす事
- 根を張らす事
この2つはやっておきたい事です。
人間と一緒で急な環境の変化は体調を崩してしまいがちですよね。多肉植物も一緒です。ハウスと家では水やりの頻度や日照条件や風の当たり方も全く違いますよね。ハウスで育った環境→お家の環境に徐々に慣れしていきましょう。
夏は休眠期だから水やりを控えると本などで書かれていますが、休眠期でも成長は緩やかですが水分は欲しています。夏の時期に葉が焦げる現象がありますが、葉の水分不足が原因の1つと言われています。
適度な水分補給ができるように根を張らしておくことも大事です。
それでは、この2つを踏まえて「土の配合・置き場所・水やりのタイミング」についてお話ししていきます。
【夏前】植え替え用土の配合土
6月~9月の蒸れや徒長の心配のある時期は特に水はけのよい配合土に心掛けましょう。
夏用の配合土
日向土細粒:3
鹿沼土細粒:2
赤玉土小粒:2
バーミキュライト:2
ピートモス(園芸用の土):0.5
ゼオライト:0.25
燻炭:0.25
水はけがよい「日向土・鹿沼土」を中心とし、バーミキュライトやピートモスで一定量の保水力も保ちます。土の環境を整えるゼオライトと鹿沼土の酸性度を中和する燻炭を配合する事で、夏に強い配合土が完成します。
土を準備するのが大変な方は、園芸店やホームセンターの多肉用の配合土に少し日向土の細粒を混ぜたり、鉢底石を深めにひいて水はけを確保するなどの対策も可能です。
【夏前】多肉植物の置き場所
次に多肉植物の置き場所についてお話ししていきます。
多肉植物は1年間を通して、日当たりが良く風通しの良い場所で育てます。が、今回は5月購入の多肉植物の管理ということで、少し条件を変えようと思います。
寒暖差もそうですが、日差しの強弱が激しいこの時期に直射日光にあてるのは危険です。暑さで葉の組織が破壊されたり、焦げたり、茎や根がダメになる事もあります。
「風通しの良い明るい日陰」がおススメです。明るい日陰とは、北向き以外の軒下や直射日光が当たらない場所で、光は感じるけど日が当たらない場所の事です。風通しがなぜ大事かというと、蒸れ防止と風あてると多肉植物が健康に育つからということに繋がります。
植替え後の水やりのタイミング
抜き苗を購入し根がでているなら、植替え後すぐにお水やりをして大丈夫です。ただし、夕方で翌日が暑すぎない日を選びましょう。土が乾かず気温があがると土の温度があがり根を傷める原因になります。
カット苗の場合、水やりは1週間程度控え風通しの良い日陰で様子をみます。苗が環境に慣れた頃にお水やりをします。発根を促すイメージで、土の3分の1程度の水分量を目安に根の付近を中心に保水します。
土が乾いたら水やりを繰り返し、夏前に発根できるようにしましょう。
まとめ
今日は、5月にネット購入した時の土の配合・置き場所・水やりのタイミングをご紹介しました。今年も暑い日が続く予報がでていますね。早めに発根し暑さに耐える苗に育てていきましょう。