ミニスーパーファミコン、先行予約の北米ではすでに転売屋の餌食に
10月5日に発売予定の任天堂の『ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン(ミニスーファミ)』ですが、欲しい方はお早めに予約を。なぜなら海外ではすでに転売屋の餌食になっているからです。
北米で先行予約が開始されるも売り切れに
当時の人気タイトルや幻のゲームソフト『スターフォックス2』など21タイトルを収録した今回のミニスーファミ。アメリカでは日本より早い2017年9月29日に発売予定であり、今月下旬から予約も開始されました。
価格は79.99ドル(約8,800円)といわゆる「お求めやすいお値段」ですが、現在購入できるところはお求めやすいどころか200ドル以上が当たり前の高額商品となっています。そうです、転売屋に買い占められてしまっているのです。
予約が開始された通販サイトの多くはすぐに売り切れとなり、代わりにインターネットオークションサイト『eBay』に200ドル以上の価格帯でズラリと並んでいます。
ミニスーファミが欲しい人は、転売のせいで通常価格よりも100ドル以上多く支払わなければいけない事態となっています。
日本では去年のミニファミコンで転売騒ぎに
もちろんこの流れが日本でも起きることは想像に難くないでしょう。というのも、日本では去年発売された『ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ(ミニファミコン)』で転売騒ぎが起きているからです。
2016年9月30日の公式発表から予約が開始されたミニファミコンは、10月上旬には多くの通販サイトで売り切れに。代わりに1万円前後の値段のついた個人出品がAmazonやオークションサイトに並びました。
この転売騒ぎは収まることなく、欲しいユーザーの多くに行き渡ることなく今年4月に生産を終了。ミニファミコンは現在でも中古にも関わらず8,000円以上(定価は5,980円)の値段がついています。
すぐに予約するしか防ぐ方法はない
転売への対処法は「買わない」です。しかし、欲しいユーザーがその気持ちを我慢し続けられるものでもありません。
「欲しいのに買えない」といった状況を防ぐには、予約開始が発表されたときにすぐ購入することをオススメします。ほかにはネットで売り切れになっていても、実店舗には予約の在庫があることも多いため実店舗をあたる方法もあります。
一応、任天堂は公式Facebookにて「発売日とその後にわたって大量の追加出荷を行う」とコメントしているため、発売後に潤沢な量が出回る可能性もあります。けれどもミニファミコン発売時のことを考えると絶対ではありません。
買えなくて悔しい思いをしたり、そもそも転売する人間を儲けさせたりしないためにも欲しい方は早めのご予約を。