京都の桜の名所の一つである哲学の道。春には、永観堂近くから銀閣寺道に至る並木道が桜色に染まります。その途中にriverside café「GREEN TERRACE」が佇んでいます。春には桜、新緑と、四季折々の自然に囲まれてランチやカフェを楽しめますよ。

谷崎潤一郎ゆかりの地にあるカフェ

南禅寺にほど近い永観堂近くから銀閣寺に続く約2kmの疏水沿いの道「哲学の道」。近くに京都大学があり、昔から多くの学者や文人が住み、散策をしていたことから名付けられています。

特に春には満開の桜が見事で、多くの人が足を運びます。その道の途中、法然院のほど近くに、riverside café「GREEN TERRACE（グリーン テラス）」があります。

こちらは作家・谷崎潤一郎の義理の娘・渡辺千萬子が営んでいたという「アトリエ・ド・カフェ」の跡地にあり、谷崎ゆかりの地でもあります。谷崎もこの家に1ヵ月ほど滞在したそうですが、その2か月後に79年の生涯を閉じ、法然院の墓地で眠っています。

桜を眺めながら至福のひと時

一面ガラス張りの窓から、哲学の道を望める店内は開放感にあふれるゆとりある空間です。

暖かい日には、広々としたテラス席がおすすめ。目の前には桜の木々が生い茂り、見ごろには桜を眺めながら憩いのひと時を過ごせますよ。ワンちゃんOKなのもうれしいですね。

旬の食材を盛り込んだ「京のおばんざいらんち」

お昼時に訪れるのなら、月替わりの「京のおばんざいらんち」がおすすめ。しんりょく（ドリンク付き）1,650円、さくら（ドリンクと抹茶わらび餅付き）1,850円、もみじ2,200円（ドリンクとお好きなデザート付き）から選べます。

ワンプレートにいくつもの小鉢があしらわれ、多彩でヘルシーなおばんざいをいただけます。3月のおばんざいは、ピリッと甘辛唐揚げ、新玉ねぎと挽肉のとろみ煮、トマトのネギだれ和え、彩ひじき。旬の食材を取入れ、彩り豊かで目にも美しい一皿です。

ご飯は近江米に雑穀米を合わせたもの。お味噌汁はしっかりとだしの味わいが感じられます。※画像は他の季節のものです。

スイーツ人気No.1は「バスク風チーズケーキ」

「京のおばんざいらんち」の“もみじ”なら、好みのデザートを選べます。5種あるスイーツの中でも人気No.1は「バスク風チーズケーキ」（単品650円、ドリンクセットは＋450円）。

ほとんど粉を使わず、クリームチーズをたっぷりと使用したなめらかな舌触りがたまりません！　香り高いコーヒーとよく合います。

ちなみにほかのスイーツは、バスク風チーズケーキをあしらった「バスチーパフェ」1,000円、こちらもコーヒーと好相性な「カヌレ」400円（テイクアウトOK 350円）、「生麩アイス」550円、「ベリーのタルト」600円。

ドリンクにもこだわりがあり、ハンドドリップコーヒー650円、4～11月は数量限定の水出しコーヒー、響きもエレガントなシャンパンローズティーなどが揃います。

3月から春限定の「桜スカッシュ」が登場しています。シュワシュワのソーダに桜シロップを合わせた桜色のドリンクも魅力的。※価格は全て税込み

都会の喧騒を離れ、目の前に広がる桜並木を眺めながら、日常を忘れてゆったりとしたひと時を過ごしてみてはいかがですか。

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