ウクライナ軍、機関銃を搭載したリモート操作型「マシンガンロボット」の発砲テスト実施
上空からのドローン監視との組み合わせで効果的な攻撃へ
2023年5月にウクライナ軍はリモート操作で動くラジコンカーにマシンガンを搭載した手作りの無人地上車両(UGV: Unmanned ground vehicle)のマシンガンの発砲の試験を行っていた。いわゆる「マシンガンロボット」、「地上戦闘ドローン」と呼ばれている。ウクライナ軍では2023年3月に「マシンガンロボット」のプロトタイプを作っていた。
リモートで操作しながらロシア軍を発見したらマシンガンで発砲して攻撃を行うことができる。小型の民生品ドローンで上空から敵陣の様子を監視して、敵軍を発見したら無人地上車両のマシンガンを発砲する。カメラも搭載されているので建物の中にも入っていき攻撃を行うことができる。無人地上車両として物資の輸送や対人地雷の検知もできる。
人間の兵士が入れない危険な場所にも無人車両なので入っていき攻撃を行ったり、物資の輸送もできる。「マシンガンロボット」なので味方の兵士が犠牲になるリスクを軽減できる。
ロシア軍に発見されたら、すぐにミサイルなどで迎撃されたら破壊されてしまうだろう。だが上空の監視ドローンと「マシンガンロボット」の組み合わせで敵を発見したらすぐにマシンガンを発砲して攻撃を行えば、効率的に攻撃を行うことができる。
▼ウクライナ軍が試験発砲を行った「マシンガンロボット」