子どもの成績が上がった!勉強を見守るだけでできる3つの声かけ【教師の秘策】
今回、次のようなお悩みを持ったママからの相談がありました。
子どもの勉強している様子を見ていると、本当はあたたかく見守りたいのに、つい口を出して子どもとけんかになってしまいます。うまくいく方法はありませんか?
このように感じているママは多いのではないでしょうか。私もその一人でした。本当に気持ちはよく分かります。子どもの成績が気になって、ついつい厳しく叱ってしまったり、やり方を押し付けたりしていました。
しかし、それでは子どものやる気を削いだり、反発を招いたりするだけでした。そこで、私は教師の経験をもとに、子どもの勉強を見守る秘策を思いつき、実践しました。その結果、子どもの自信や集中力が高まり、成績も上がりました。その方法を紹介します。
ただし、この方法は次の場合に有効です。用法用量を守って正しくお使いください。
<対象>自分で勉強しようとする気持ちがある。しかし、ちょっとしたことで親と口喧嘩になり、勉強をしなくなる子(小学校中学年から高校生まで)
1.20分間そっと見守る
子どもが勉強を始めたら、最初の20分間はそっと見守りましょう。言いたくなる気持ちは分かります。でも、ここはグッと堪えましょう。そして、子どものペースややり方に合わせて、次のように興味や関心を示す声かけをします。
効果的な声かけその1
「今日は何を勉強するの?」「頑張ってね。」「あと何分で終わるの?」
NGな声かけその1
「もっと早くやりなさい。」「そんなやり方じゃダメだ。」
「もっと難しい問題に挑戦しなさい。」
これは、子どもに自主性や責任感を育てるためです。逆に、急かしたり、否定したり、強要したりする声かけは、子どものストレスや不安を高めます。子どもが勉強に集中できなくなり、成績にも影響します。
2.子どもの話は5分間相槌を打ちながら聞く
子どもが勉強を終えたら、子どもの話を5分間相槌を打ちながら聞きましょう。時々、「えっ!?この子、何言ってんの!!」と言いたくなるかもしれません。5分間我慢です。
そして、子どもが勉強で得た知識や感想、困ったことや疑問などを自由に話させます。その時に次のような声かけをしてみましょう。
効果的な声かけその2
「そうなんだ。」「へえ、すごいね。」
「それは楽しかった?」「どうしてそう思ったの?」
NGな声かけその2
「それはどうでもいい。」「そんなことより勉強しなさい。」
「そんなの間違ってる。」「もっとこうした方がいい。」
相槌を打つことで、子どもは話を聞いてもらっていると感じます。質問や感想を言うことで、子どもは自分の考えを整理します。逆に、話を遮ったり、無視したり、批判したり、指示したりする声かけは、子どもの自己肯定感やコミュニケーション能力を低下させます。子どもが勉強に興味を失い、成績にも影響します。
3.子どもの頑張りを褒めてママの気持ちは30秒で話す
子どもが勉強を終えたら、子どもの頑張りを褒めてママの気持ちを30秒で話しましょう。本当は、30分間説教したい気持ちになるでしょうが、30秒で終わりです。(実は、30秒というのも意味があります。テレビのワイドショーの人が喋る時間はおよそ30秒。これより長く話していると、聞き手はものすごく長く感じます。)
そして、子どもが勉強で達成したことや努力したことを、次のような声かけで具体的に褒めます。
効果的な声かけその3
「今日も一生懸命勉強したね。」「すごく上手にできたね。」
「こんなにたくさんやったんだね。」「ママもこんなに勉強したかったな。」
NGな声かけその3
「まだまだ足りないよ。」「もっとできるはずだよ。」
「こんなので満足してるの?」「ママはがっかりだよ。」
「ママはこんなに勉強したのに。」
これは、子どもの自信やモチベーションを高めるためです。褒めることで、子どもは自分の能力や価値を認められます。ママの気持ちを話すことで、子どもはママのサポートや期待を感じます。逆に、不満や不安を言ったり、比較や責めをしたりする声かけは、子どもの自尊心ややる気を傷つけます。子どもが勉強に挫折や恐怖を感じます。
まとめ
これらの3つの声かけは、私が実際に試してみた方法です。最初は慣れなくて、つい余計なことを言ってしまいそうになりましたが、徐々に効果が現れました。
子どもは勉強に対する姿勢が変わり、自分から進んで取り組むようになりました。また、私との関係も良くなり、もっと話したいと言ってくれるようになりました。くれぐれも用法用量を守って正しくお使いください。
この記事を最後まで読んでくださり、ありがとうございます。私のプロフィールや他の記事もぜひご覧になってください。今後も、がんばるママのお役に立つ情報や楽しい話題をお届けします。この記事が、悩んでいるママたちのお役に立てたら嬉しいです。もし、この記事を気に入っていただけたら、ぜひ、この記事の下にある「学びがある」「わかりやすい」「新しい視点」と「フォロー」のアイコンをクリックして、評価をお願いします。
また、よろしければ、この記事のタイトルの横にあるSNSのアイコンをクリックして、この記事をシェアしてください。あなたのシェアが、悩んでいるママたちの助けになります。