【寝屋川市】7月22日・23日は、萱島駅を突き抜けるクスノキでお馴染みの萱島神社の令和5年夏大祭!
京阪萱島駅を突き抜けるクスノキでお馴染みの萱島神社の「萱島神社夏大祭(萱島まつり)」。
2023年は7月22日(土)、23日(日)の二日間で行われます。
萱島駅高架下にあるこの萱島神社のクスノキは、京阪電車が高架複々線になる時に、地元住民の強い要望により切られることなく駅構内に取り込まれ、新しい駅舎の中に末永く保存されることになりました。
高さ約20メートル、周囲約7メートル、樹齢はおよそ700年と推定されます。
近代建築と大樹の見事な組み合わせは、昭和58年第三回大阪府都市景観建築賞奨励賞を受賞し、平成元年には大阪府の「大阪みどりの百選」にも選ばれています。
この辺りは、江戸時代の中ごろまで寝屋川の河原で萱島とよばれるように、カヤやアシの生い茂った中洲でした。
こうした中州が開墾されて萱島流作新田ができるのですが、萱島の大くすは、人々の生活とともに大地に根を張ってきたのですね。
今年は7月22日(土)、23日(日)の両日に渡って萱島まつりが行われます。
コロナ禍では、祭典のみ行われていましたが、昨年より芸能や露店も復活しています。
7月22日(土)宵宮
祭典 午後6時
奉納芸能 午後7時半より
7月23日(日)本宮
祭典 午前11時
子ども神輿宮入り 午後1時半
奉納盆踊り 午後7時半より
露店や盆踊りも行われますので、今年も多くの人で賑わうことが予想されます。
【施設情報】
萱島神社
大阪府寝屋川市萱島本町21-5
京阪萱島駅高架下
駅舎(高架下)にあり、神木の楠が駅のホームを貫いている。
かつて、萱島駅周辺は「萱島流作新田」と呼ばれる開拓新田であった。
1787年以後、萱島開拓の祖神、菅原道真、豊受大神を祀る。