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【パパの愛情は子どもの性格に影響する】

きなこ子育て研究主婦

「今の時代ってパパが協力的でいいわねー!私の時代なんかお父さんは何もしてくれなかったわ。」

実家に帰るとよく私の母親に言われます。

みなさんの家庭では、パパはどのくらい子育てに参加してくれていますか?

はたして、パパの子育てはどの程度子どもに影響あるのでしょうか?

1.パパの愛情は子どもの性格に影響する

アメリカ・コネチカット大学の研究では、「パパから愛されていると感じると、子どもは穏やかで、自立も早くなる」という結果が出ています。

逆に、こんな感じ方をさせる接し方をしていると子どもは暴力的で感情のコントロールが苦手になるとのこと。

  • 自分はパパから愛されてない
  • パパは私(僕)の言うことを聞いてくれない
  • 自分はパパに認められてない

ママが子どもを認めない言動をするよりも、パパが子どもを認めない言動をした方がよりいっそう悪影響があったとのこと。

2. 一緒にお風呂に入る

資生堂の研究によると、1日20分以上パパと一緒にお風呂に入った子どもは、次の特徴がみられました。

  • 礼儀正しい
  • 友達が多い
  • 家族に優しい
  • 思いやりがある

ちなみに女の子の場合、だらしない父親と思われていてもパパと一緒にお風呂に入っている場合、「パパのことが好き」と答えた割合は95.5%もあったとのこと。

普段はだらしなくしてしまっても、一緒にお風呂に入ると子ども達に好かれる傾向にあることがわかりました^^

3.コミュニケーションは時間よりも回数

そうはいっても子どもと遊ぶ時間はないよ!という人は、10秒でもいいから子どもと触れ合う機会を作ることが大切。

子どもコンサルタントの原坂一郎さんによると、

  • ちょっと抱きしめてあげる
  • ちょっとした言葉をかける

こういったコミュニケーションをとるだけで、子どもは「パパにハグしてもらった・遊んでもらった」といった嬉しい記憶として残るとのこと。

大切なのは、子どもを触れ合った時間よりも回数が重要とのことです^^

4. 絵本を読む

ハーバード大学の研究によると、ママよりもパパが読み聞かせをしたほうが言語能力が高くなることがわかっています。

普段はママが読み聞かせをやっている場合、普段とは違う声や話し方から

  • 好奇心を刺激する
  • 集中力が向上
  • 想像力が育む

といった効果が期待できるとのこと。

母親が読み聞かせをしたときは、

「りんごは何個ある?」といった事実に基づいた会話が多い結果に。

父親の場合は、「あ、はしごだ。この間、はしごを運んだの覚えてる?」といった日常の出来事を振り返る質問が多かったとのこと。

色んな事柄に紐づけてお話をしたほうが、子どもの考える力が育つんだそうです^^

5.父親は絶対必要?

今回の内容を見て、「シングルの私はどうしたらいいの?」と感じる人もいるかと思います。

結論から言うと、父親は絶対必要ではありません。

アメリカの最も影響力のああるクリスチャン指導者で教育に関する著書も数多く執筆しているジェームズ・ドブソンによると、

【父親はいなくてもいいが、親戚でも近所のお兄さんでもいいから倫理観のある男性と接せられる環境を作る環境が大切」】

とのこと。

信頼できる人を探して、関わる環境を作ってあげたいですね^^

【参考資料】

・Transnational Relations Between Perceived Parental Acceptance and Personality Dispositions of Children and Adults: A Meta-Analytic Review

・資生堂HP「浴育に関する意識調査」

・Bedtime stories - 'it's better if dad reads them' -When men read stories to their children, they encourage them to use their imagination more, a study reveals-

子育て研究主婦

脳科学・研究から考える幼児教育について紹介しています。年200本の論文を読破中。脳の成長期にやりたいこと・気を付けたいことを一緒に学んでいきましょう^^

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