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【神戸市】大正時代の建造物「旧住友倉庫」ただいま解体中

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定点観測をしている「旧住友倉庫」の解体経過。本格的に建物の取り壊しが始まりました。解体前の写真とあわせて紹介します。

取り壊しが始まった「旧住友倉庫」

解体前の旧住友倉庫。
解体前の旧住友倉庫。

1926年(大正15年)に建てられた「旧住友倉庫」。解体が決まり、2023年まではアートプロジェクトなどとして建物は活用されてきましたが、2024年に入り建物の解体が本格的に始まりました。

2024年1月、解体のため足場が組まれる。
2024年1月、解体のため足場が組まれる。

2024年1月には解体に向けて足場が組まれ始めました。完全な形の建物としてはこれが見納めになります。

解体途中の様子が垣間見られる状態。
解体途中の様子が垣間見られる状態。

2024年3月に見学してみるとすでに建物の一部が取り壊されているのが外からも伺うことができました。3階層になっている倉庫内が取り壊しの場所からも見ることができます。
神戸港開港以来香辛料が多く取り扱われてきたことから住友倉庫にも多くの香辛料が運ばれてきたそう。そして最後までその香辛料の香りが残っていたと言われる倉庫内、解体中もそんな香辛料の香りが漂っているのでしょうか。定期的に解体現場を外側から観測していきたいと思います。

旧住友倉庫
神戸市中央区新港町7

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神戸大好きのBest Kobeは「大人の知的好奇心を満たす神戸の記事」をお届けするWebメディアです。 執筆者は著書も多数ある経験歴長いフォトライターが担当。歴史的文化遺産の保存を推進する兵庫県ヘリテージマネージャーの肩書も。神戸港開港以来の深い歴史や多彩な文化からなるトピックをハードルを下げツッコミどころもたまには入れてわかりやすくお伝えるように心掛けています。 さらにサブカルチャーやイベント、季節の出来事など神戸の街を歩いて見つけたニュースもお届けします。Best Kobeを通じて魅力的な神戸を楽しんでもらえたら嬉しいです。

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