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沢山の人がいつか宿泊したいと憧れる星野リゾートの『OMO7大阪』で、宿泊客でなくても楽しめるアフタヌーンティーがスタートしました。
さまざまなアフタヌーンティーを楽しんできましたが、こんなアフタヌーンティーは初めて！その名もアフタヌーンティーならぬ「アフタヌーンだし」。大阪のだし文化を楽しむアフタヌーンだしを、ご紹介します。

『ＯＭＯ7大阪（おも） by 星野リゾート』

星野リゾートが運営する都市観光のためのホテル

2022年４月、大阪のディープなエリアJR新今宮駅目の前にオープン。
「OMO（おも）」とは、『星野リゾート』の「街ナカ」ホテルブランド。なにわラグジュアリーがテーマの大阪の街ナカで特別感を感じられるホテルです。

アフタヌーンだしをいただくのはガーデンエリア「みやぐりん」。雨天時はOMOカフェ＆バルにて。

アフタヌーンだしで大阪のだし文化を楽しむ

昆布やかつお節など、大阪の食を語る上で欠かせないだし文化満載

大阪の食文化に欠かせない鰹節や昆布から引いた「だし」。2023年3月1日から期間限定で始まったアフタヌーンだしは、なんとこの「だし」文化がテーマ。
ガーデン内の「だしスタンド」へ。「だしソムリエ」の資格を持つホテルスタッフさんが目の前で出汁をつくってくれるのですが、良い香り！コーヒーのようにハンドドリップで淹れるのも斬新ですね。

「アフタヌーンだし」の特徴

今回は大阪の「だし」にちなんで「抽出」をテーマにした10種のスイーツとセイボリーが提供されます。だしの素材には苺が！苺はスイーツのだしとなります。

３種の出汁は、

・ドリップ追いがつお
・ドリップ追いがつお みかん＆オニオン
・ドリップ追いがつおトマト＆マッシュルーム

それぞれに昆布とかつお、煮干しで引いた、旨みたっぷりの関西だしをそそぎます。
早速いただいたのですが、旨味たっぷり、あたたかくて本当に美味。

かつお節のだしは塩分も加えず、沢山いただきましたが、のどが乾かないのはさすが。
オレンジとオニオンは爽やかさを感じる、洋風のフォン。
ドライトマトとマッシュルームは色が濃い目になりますが、あっさりしてどこかイタリアン。

ドリンク

今回のアフタヌーンだしは、最後に紅茶がつきますが、途中はこのだしをいただきます。

アフタヌーンだし

なるほど、今回はアフタヌーンティーではなく、アフタヌーンだしなんですね。

ケーキスタンド上段

ショートケーキ
パンデピスバターケーキ

このショートケーキ大好き！スポンジを抽出した苺のエキスに浸したしっとりしたスポンジが美味しいのです。
バタークリームが好きなのでパンデピスバターケーキが嬉しい。

ケーキスタンド中段

だし巻卵バーガー
洋風だし茶漬け
昆布だしピクルス

だし巻卵がふわふわ！たまごたっぷりのタルタルソースには大阪らしく紅ショウガが。
洋風だし茶漬けは野菜やチーズ、ご飯が入ったグラスに、専用の洋風だしを注ぎます。

ケーキスタンド下段

塩昆布メレンゲ
苺メレンゲムース
コーヒーシュークリーム
みかんとバニラのリオレ

塩昆布やみかんとお米をあわせたスイーツなど、和風味を感じさせるスイーツたちです。コーヒーはほぼ甘味がなく大人の味わい。

とっても可愛いイラストのメニューカードには何のだしがつかわれているか解説もあります。

別皿

かつお節生チョコレート

鰹節かと思いきやチョコの塊なのです！それを削ると、、、

木箱の中には鰹だしを活かした生チョコが！その上に削ったチョコレートがふりかかります。

紅茶

最後に紅茶を楽しめます。紅茶もまた抽出したドリンクということなんです。

『アフタヌーンだし』概要

だしをテーマにしたアフタヌーンだしということで、だしが大好きな私はわくわくとうかがいましたが、まさか、淹れたてのだしを呑み比べできるとは！すべてが美味しくて驚きの連続でした。お料理もスイーツも、小さめなのが私には食べやすかったです。

きっとみんなが食べたことがない、他にはないアフタヌーンだしは期間限定。春のうららかな天候と空気を満喫した素敵な時間でした。

『アフタヌーンだし』

開催期間：2023年3月1日～5月31日

開催時間：14:00～16:00

料金： 5,500円（税込）

※1日3組（1組4名まで）　※４日前までに要予約

予約：ホテル公式サイト

取材協力：OMO7大阪 by 星野リゾート