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『iPhone 6s』は今より0.2mm厚く?流出したプロトタイプから判明

篠原修司ITジャーナリスト/炎上解説やデマ訂正が専門
『iPhone 6s』のリークを次々と報じる『M.I.C Ggdget』

『iPhone 6s』のリーク情報を次々と報じている海外のニュースサイト『M.I.C Ggdget』によると、iPhone 6sは現行の『iPhone 6』よりも0.2mm厚くなっているそうです。

M.I.C Ggdgetに掲載されたiPhone 6sのプロトタイプとされるもの
M.I.C Ggdgetに掲載されたiPhone 6sのプロトタイプとされるもの

iPhone 6s Prototype. Depth: 7.1mm!!! - M.I.C. Gadget

iPhone 6の厚さは6.9mmですが、iPhone 6sとされるプロトタイプはその厚さが7.1mm。増えた「0.2mm」は、『Apple Watch』に搭載されている「感圧タッチ」センサーが原因ではないかとみられています。

M.I.C Ggdgetでは、このリーク写真を『Foxconn』に以前勤めていたことがある人物から入手したと語っています。

感圧タッチ機能が搭載されると、同じタップでもその強弱によって違う操作を行えるようになります。つまり、より少ない動作でアプリが使えるようになります。

一方、もしiPhone 6sが今よりも厚くなるとすると、ケースによってはiPhone 6で使用できていたものが使えなくなる可能性があります。シリコンやラバー製なら伸びるので大丈夫だとは思いますが、プラスチックや金属などの硬いケースやバンパーの場合、うまくハマらないことが考えられます。

これまで『iPhone3G』→『iPhone3GS』、『iPhone4』→『iPhone4S』、『iPhone 5』→『iPhone 5s』の進化では、Appleはサイズを変えなかったためケースを流用することができましたが、今回のリークが事実であれば一部に使えなくなるケースが出てくると思われます。

ITジャーナリスト/炎上解説やデマ訂正が専門

1983年生まれ。福岡県在住。2007年よりフリーランスのライターとして活動中。インターネット(SNS)で起きる炎上の解説、デマのファクトチェック、スマホやガジェットの話題、生成AIが専門。最近はYouTubeでも活動しています。執筆や取材の依頼は digimaganet@gmail.com まで

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