【キャンパーの勘違いした教え魔にならないように要注意!?】それってただの迷惑行為かもしれません。
春から初夏にかけては一年の中でもっともキャンプデビューがしやすい季節でここ数年はソロキャンプデビューされている方も多く見かけます。そんな方を見かけると自分のはじめてのキャンプを思い出して懐かしく羨ましくても思います。キャンプ初心者の頃って1番キャンプに対してワクワクする時期ですよね。
キャンプ初心者の頃は何事もはじめてなので色んなことに苦戦します。中でもよくあるのはテントの設営や、火起こしに苦戦することではないでしょうか。説明書を読んだりYouTubeの動画で予習をしていたはずなのに上手くいかないかったりすることも。ただ苦戦した分上手くいった時の達成感は忘れられない思い出になります。不思議なもので、スムーズに事が進んで上手くいった時よりも、苦戦しながらも乗り越えて上手くいったときのほうが印象に残りますよね。私もはじめてソロキャンプは色んなことに大苦戦しましたが、それが今ではすべていい思い出になってます。あの最初の苦戦があったからこそアウトドアの楽しさを知り、本当にキャンプが好きになりました。
そんなキャンプ初心者の方にとって迷惑な存在が「教え魔」です。頼んでもいないのに設営のやり方に口を出してきたり、火起こしのやり方に口を出してきたり。「どれどれ・・。」と代わりに設営や火起こしをやってあげようとする人もいるようです。「やってあげる」というところもポイントで、本人は迷惑だと思っておらず親切心でやってあげてる場合もあります。
他にも女性が一人で夜焚き火を楽しんでいると「一人で寂しくない?」と声をかけて来たり、夜中に女性のテントを勝手に開けて「大丈夫?」と声をかける事案もあるようで、そこまでいくと親切心からの行動なのか疑問です。された側は本当に迷惑ですし恐怖を感じるぐらいです。
女子ソロキャンパーがキャンプを楽しむためのノウハウとして、おじさんキャンパーに絡まれないための対策がインターネット上で紹介されていました。トラブルにならない教え魔の断り方や具体的な防犯対策などの紹介などです。発生している事案が少数ではなく、ネット上で紹介されるほど例がある迷惑になっている行為ということになります。
キャンプ場で設営や火起こしに苦戦している人を見かけた時は危険な行動をしてない限りは声かけは必要ではなく、自分のキャンプに集中して各々楽しめば良いのではないでしょうか。本当に困って助けて欲しいときは、向こうから声をかけてきます。その時に快く応じるというのがちょうど良い距離感です。キャンプ場にはサイトごとの壁や隔たりがないことも多いです。その分キャンパー同士の距離感を大切にしたいですね。