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昨季、リーグ唯一の防御率2点台 トゥサンの助っ人エースは今年も順調<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
オープン戦で好投した韓国5年目のジョシュ・リンドブロム(写真:トゥサンベアーズ)

16日の韓国KBOリーグのオープン戦は全5試合が行われました。

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コチョクスカイドームで行われたキウムヒーローズトゥサンベアーズの試合は両チームとも助っ人エースが先発。キウムがジェイク・ブリガム投手(元東北楽天)、トゥサンはジョシュ・リンドブロム投手がマウンドに上がりました。

昨季11勝で2年連続2けた勝利のブリガム投手は5回を投げ、被安打4、失点2。一方、韓国4年目の昨季、15勝を挙げ、防御率はリーグ唯一の2点台(2.88)でタイトルを手にしたリンドブロム投手も4回2/3を被安打3、無失点。三振7つを奪うなど、ともに開幕に向けて順調な調整ぶりを見せました。

試合は2-2で迎えた9回表、トゥサンが代打キム・インテ選手のライトへの犠牲フライで勝ち越しし、3-2で勝利しました。

以下が全5試合の結果です。

◇3月16日(土)のオープン戦

・キウム 2- 3 トゥサン(コチョク)

 勝:ユン ミョンジュン 敗:キム サンス

・KT 2- 6 SK(スウォン)

 勝:ムン スンウォン 敗:ペ ジェソン

・ハンファ 6- 1 ロッテ(テジョン)

 勝:パク チュホン 敗:ユン ソンビン

・サムソン 4- 7 LG(テグ)

 勝:キム ジョンフ 敗:チャン ピルチュン

・KIA 2- 2 NC(クァンジュ)

⇒ 2019年 韓国プロ野球オープン戦日程表(ストライク・ゾーン)

※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可と、スポーツ朝鮮からの記事協力を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FM那覇)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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