季節もようやく冬を迎え、朝晩がかなり冷えるようになりましたね。いよいよ鍋やおでんが美味しいシーズンになりました。

ということで、今回はこれからの冬に食べたい「名古屋めし」をご紹介したいと思います。心もお腹もポカポカになれるグルメをいただいた時の満足感と来たら...!!

ぜひこの記事を読んで、気になったお店のメニューをチェックしてみてください。

翔華（名古屋市天白区）

ベストコンディションラーメン。略して「ベトコンラーメン」。ニンニクがごろごろ入った、鶏ガラ醤油ベースの愛知ご当地スタミナラーメンです。天白区に位置する「翔華」さんの一杯は、ひときわ病みつきになる辛さとジャンキーさを備えていてオススメです。

キレのあるスープはもちろんですが、麺が見えないほど盛られた野菜と、ごろごろと入ったニンニクが実に良い仕事をしています。

ハフハフ言いながら、麺とともに最高のトッピングを平らげる時間は何とも言えない幸福感がありますよ！食べれば食べるほど辛さがじわじわと舌の上に伝ってきます。

お会計の時には汗でいっぱいですが、お店を出た後が至福のひとときです。風に当たると汗が冷やされ、最高なクールダウンです。お腹いっぱい、身体の底からパワーが湧き出るような一杯を味わってみてください。

桜花ラーメン（名古屋市千種区）

屋台の趣を残した、千種区にある「桜花ラーメン」さん。庶民的な価格設定を守りつつ、丁寧に作られた「玉子とじラーメン」は常連さんの多い一杯です。

スープは豚骨・鶏ガラベースのこってり系なのですが、卵とじが加わることで綺麗な白濁色を呈します。旨味の中に、まろやかさも加わって、喉の奥にじわじわと染み渡っていきます。思わず肩の荷が降りる優しい味わいです。

三角形の板海苔も特徴で、バラチャーシューはホロホロとした食感。もっちり玉子麺とスープの相性もよく、スルスルといただくことができます。

スープを飲んでも罪悪感がなく、最後の一滴を飲み干すまで満足度のゲージが上がり続けます。昔ながら愛されている老舗の一杯は、お腹も心もポカポカにしてくれる一杯です。

まるいち（名古屋市天白区）

天白区の老舗うどん屋さん「まるいち」さんの看板メニュー「ピリ辛味噌煮込みうどん」。一見すると普通の味噌煮込みうどんなのですが、一口啜ってみると、甘みが強い味噌スープにピリ辛さが浸透しています。

口に入れるのが億劫になる辛さではないですが、結構辛い！食べ終わった時には、サウナに入ってきたくらい額から汗が噴き出ます。この痺れる辛さが病みつきという常連さんが続出です。

表面上のものではなくて、しっかりとピリ辛さがスープのベースに溶け込んでいる気がします。スープを飲めば飲むほど、体の中がじんわりポカポカしてきます。

そして一緒に麺を啜っていきます。こねる・打つ・切る全て手作業のこだわった、純手打ち麺は食べ応え抜群！最後にとっておきの卵を溶かしてたら、辛さの中にまろやかさが加わり、スープを一気に飲み干して大満足間違いなしです。

カレー煮込みうどん 鯱市（名古屋市中区）

味噌煮込みうどんの老舗・山本屋さんが手がけているカレー煮込み専門店「鯱市」さん。旨味たっぷりの濃いカレーでいただく唯一無二の「カレー煮込みうどん」をいただけます。

中でもおすすめは「ベジタブルカレー煮込みうどん」。なんとカレー煮込みうどんの中に、ごろごろと野菜が投入されています。その様はまるで札幌名物の「スープカレー」！とはいってもカレーはサラリとしておらず、むしろどろっと濃厚な仕様です。

嬉しいのは野菜のボリューム。1種類の野菜でも2〜3個投入されており、とても食べ応えがあります。しかも野菜がみずみずしいのもポイント。濃厚なカレーに、フレッシュな野菜が良いアクセントになってくれます。

そして麺は、なんといっても山本屋特製の極太麺。ワシワシとした食べ応えは、やはりあの有名な味噌煮込みうどん譲りの美味しさです。この麺が濃いカレーとよく絡んでくれて、本当に絶品...!!カレーを啜れば啜るほど、スープの奥深い味わいの虜になってしまうはず。