出掛ける前からジャズ気分:shezoo pianosolo「夜の音楽」@渋谷・公園通りクラシックス
●公演概要
4月19日(金) 開場19:00/開演19:30
会場:渋谷・公園通りクラシックス
出演者:shezoo(ピアノ)
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ソロにはジャズの重要な要素が欠落している?
”ジャズはコミュニケーションを重視する音楽”という認識が強くあると思います。ある人は「譜面ばかり見てないで、演奏相手を見て自分が発する音を考えなさい」と言い、ある人は「相手の反応がよかったからいつもより長いアドリブになってしまった」と言ったりします。そう、アドリブ=即興演奏こそジャズの中核となる要素で、偶発性と相対性がその大部分を占めています。
ということは、1人で演奏するジャズには“ジャズであるべき要素が欠落している”のでしょうか?
いや、違うでしょう。違うはずです。確かに、サウンドを構成するうえで対峙する演奏者がいないことが、前記のジャズ成立の条件を満たさないように見えますが、“相手”は決していないわけではありません。
「えっ、どこに?」
はい、それはリスナーであるアナタです。そう、ソロで行なわれるジャズは、ほかの編成のジャズ以上に観客とコミュニケーションをとる場面が多くなるわけです。
“ピアノは小さなオーケストラ”と言われます。つまり、ソロ・ピアノを観に行くということは、その演奏者の頭のなかで繰り広げられるオーケストラ・サウンドと向き合って語り合う、とてもゼイタクなチャンスを与えられるということ――。
♪for us, for japan
では、行ってきます!