【葛飾区】いま楽しめる「堀切菖蒲園」。藤の花が満開、早咲きのアヤメやツツジ、牡丹も花盛り!
江戸時代から花菖蒲の名所として知られる「堀切菖蒲園」は、葛飾区指定名勝です。実は花菖蒲以外にも四季折々の花が咲き、地域住民の憩いの場となっています。
現在は、藤や早咲きのアヤメ、ツツジや牡丹などが見頃になっており、来訪者の心を和ませています。雨の合間を縫って、春の花々を見てきました。
京成線の堀切菖蒲園駅から徒歩で約10分、閑静な住宅街に堀切菖蒲園があります。
この庭園へ向かう途中の、花と緑にあふれた歩道も素敵です。
正門をくぐると、曲線を描く広々とした菖蒲田が目に飛び込んできます。
約200種・6000株もの花菖蒲は、6月の開花に向けて、細くとがった長い葉を伸ばしているところです。開花が待ち遠しいですね!
現在、園内の至るところで久留米ツツジが満開になっています。
鮮やかな絨毯を敷き詰めたようなツツジは、菖蒲田の緑の葉によく映えています。
北東の角には藤棚があり、薄紫色の藤の花が見頃になっています。
長く垂れ下がる花房の下を通ると、ふんわりと甘い香りが!姿も匂いも優美な藤の花に、うっとりしてしまいます。
菖蒲田のふちの一角では「カマヤマショウブ」が咲いていました。名前に「ショウブ」と付いていますが、実は早咲きのアヤメです。
青紫色の花がはっとするほど鮮やかで、目に焼きつきます。
大きな花びらが垂れ下がる花姿は、やはり菖蒲園の景色に似合っています。しっくり来る!
園内の東側には艶やかな牡丹が咲いています。淡いピンクやマゼンタの大きな花は、「富貴花」や「百花の王」といった別名にふさわしい姿です。
花菖蒲の見頃は6月上旬から中旬。しかし春の花が咲き誇る現在の園内も、見応えがあります。
花菖蒲が咲く前も魅力的な堀切菖蒲園に、ぜひ足を運んでみてくださいね。
名称: 堀切菖蒲園
所在地: 東京都葛飾区堀切2-19-1
電話番号: 03-3697-5237
開園時間: 9:00~17:00(6月1日~25日は8:00~18:00)
休園日: 年末年始(12月29日~1月3日)
アクセス: 京成線 堀切菖蒲園駅から徒歩約10分
公式案内: https://www.city.katsushika.lg.jp/institution/1000096/1006888.html