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【寝屋川市】好き! から生まれる表情豊かなパンたち。小さな工房「にじいろぱん」(田井町)

maimai地域ニュースサイト号外NETライター(寝屋川市)
田井町「にじいろぱん」のパン

寝屋川市田井町の住宅街に、2024年4月「にじいろぱん」という工房がオープンしたのをご存知でしょうか。

小窓からショーケースが覗く、小さな工房です。パン作りが好き! という店主さんが、別のパン屋さんで勤務をしながら並行して営業しています。

お店が開いているのは週2日。オープンは10時です。売り切れる前にと、早い時間に訪れてみました。ショーケースには手作りのパンがたくさん並んでいて、思わず胸を撫で下ろします。

おすすめを聞いてみた

小ぶりなショーケースですが、種類はたくさん! 迷ってしまいすぐには決められず、店主さんにおすすめを尋ねてみました。

すると「フォカッチャ」が売れ筋とのこと。フォカッチャだけでもいろいろな味がありますが、どれも人気だそうです。この中から一番気になるものを選ぶことにしました。

店主さん自らがおすすめするのは「スイートポテト」。手作りのスイートポテトを包んでいるそうです。どんな感じか気になります。

塩パンには「今日はとくに綺麗に焼けました」とニッコリ。シンプルながらもお店によって味の違いがある塩パンも外せませんね。

いろいろ買ってみた!

というわけで、迷いながらも気になったものをいくつか購入してみました。つぶれないようにそーっと持ち帰るのも楽しみの一つです。

香ばしい! コーンバターフォカッチャ

まず、どの味も人気というフォカッチャからは、コーンバター味を選んでみました。口に入れた途端、予想を裏切り期待以上の味わいが広がります。コーンが乗ったパンと聞くと無条件でコーンマヨ味を想像してしまっていたのですが、そっち系ではなく焼きもろこしのような香ばしさ! 最後に醤油をまわしかけて仕上げているそうで、屋台を思わせるようなバター醤油味なんです。とても満足感の高いお食事パンでした。

やさしい甘さのスイートポテト

続いては、「スイートポテト」と名付けられたパン。胡麻がたっぷりで、袋を開けた瞬間から胡麻のいい香りが!

中身はこんな感じ。お芋のやさしい甘さが味わえるスイートポテトを、米粉入りのもっちりした生地が包みます。生地にも、お米由来の甘酒を使用しているそうで、とても上品な甘さでした。甘すぎるのが苦手な人にもおすすめしたいスイーツ系パンです!

ジューシーな発酵バターの塩パン

続いては、綺麗に焼けたというだけあってこの日とくに目を惹いた塩パンです。焼き色も形もまさにパーフェクト。とってもかわいいですよね。

この塩パンなんですが、バターが染み込んでとてもジューシー! よつ葉の発酵バターを使用しているそうです。また、全粒粉の生地で香ばしさもあり、「にじいろぱん」ならではの塩パンに仕上がっていました。

リッチなオレンジクリームチーズベーグル

ベーグルもたくさんの種類がありました。こちらは「オレンジクリームチーズベーグル」です。オレンジピールとクーベルチュールチョコレート、クリームチーズが贅沢に使われたベーグル。表面のココアパウダーがややビターでリッチな味わいでした!

細かく刻まれたオレンジピールがクリームチーズとミックスされて、とてもおいしいです。リベイクなしでもモチモチ食感でしたよ。

好きだからこそ! 個性豊かなパン作り

じつはこのほかにもいくつか購入したのですが、1つ1つ味わいが違っていて、その個性はまさに「にじいろ」でした。どれもこだわり抜いて作られているのが、その味や香りから伝わってきます。ひとりでこれほど表情豊かなパンを生み出すのは容易なことではないからこそ、「パン作りが好き」という店主さんの思いが土台にあるのだと実感しました。

どんな種類のパンが用意されているかは営業日によって異なるようで、「にじいろぱん」のInstagramでは随時その日のラインナップが投稿されています。また、パンの売れ行き次第では早めにクローズしたり、延長することもあるとのことでした。

パンへの愛情が伝わる「にじいろぱん」。あなたも訪れてみてはいかがでしょうか?

店舗情報
店名:にじいろぱん(Instagram
所在地:大阪府寝屋川市田井町38-17田井ハイツ1階
営業日:日曜日・水曜日
営業時間:10:00〜16:00(ただし7〜9月は17:00まで)

地域ニュースサイト号外NETライター(寝屋川市)

2009年から寝屋川市民になりました。ライフスタイル系メディアなどの記事作成を経て、2023年末から地域ニュースサイト「号外ネット寝屋川市」の担当をしています。おいしい!きれい!と感じたものを写真におさめるのが好き。

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