【寝屋川市】駅前図書館キャレルがリニューアルのため12月28日で一旦閉館へ。貸し出しはどうなる?
寝屋川市駅前図書館(キャレル)が、2024年12月28日をもって一旦閉館となることを発表しています。
駅前図書館(キャレル)は、寝屋川市駅東側「アドバンス2号館」の3階にある図書館。児童書や絵本などを中心に扱っています。
2024年10月1日発行のお知らせによると、閉館の理由は「こども専用図書館(仮称)」に向けてのリニューアル工事を行うため。令和6年度にリニューアルして開館予定で、事実上の休館ですが、長期にわたることから閉館という言葉を使っているそうです。
どんな図書館にリニューアルする?
寝屋川市が発表している「こども専用図書館設計図(PDF)」によりますと、遊び心のあるインテリアやまた行きたくなる空間演出が取り入れられる構想です。また、機能面では、
- 一時預かり事業を実施するスペースの新設
- 学習スペースの拡充
を主な見直し項目として、改修を計画しています。
施設全体の完成イメージ図も公開されており、それによると「あそび・らぼ」「はてな・らぼ」「まなび・らぼ」といったさまざまな空間が設けられる構想。乳幼児〜中高生まで各年代の利用に配慮した設計を目指していることがわかります。
休館中の貸し出しはどうなる?
休館中の蔵書の貸し出しがどうなるのか気になり、中央図書館に問い合わせてみました。詳細が決まり次第寝屋川市ホームページでも発表されるとのこと。以下は2024年10月末時点での方向性です。
中央図書館によりますと、「駅前図書館の蔵書は、休館中も貸し出しはする方針」とのことです。ただし、予約してもらって渡すような方法になる可能性があり、現在のように並んでいる蔵書を手に取って選ぶことができるかどうかはわからないとのことでした。
また、休館後すぐから貸し出しをスタートするのはおそらく難しく、駅前図書館の本が借りられるようになるまでは、12月28日の休館から1ヶ月程度のタイムラグが生じる可能性があるそうです。
いずれにしても休館中もなんらかの形で本を貸りられるような方向性で進めていると聞き、日頃から駅前図書館を利用している方はホッとしたのではないでしょうか。
中央図書館の空間演出が好評な寝屋川市。駅前図書館も、リニューアル後さらに魅力的なスペースになることを期待したいですね!
施設情報
施設名:寝屋川市立駅前図書館(キャレル)
所在地:〒572-0837 大阪府寝屋川市早子町23-2 アドバンスねやがわ2号館3階
電話番号:072-811-5544
休館日:第3木曜日(祝休日にあたるときも休館)、12月29日~1月3日 および 特別整理休館日
開館時間:10:00〜21:00