思春期の「もう、いいって言ってるじゃん!」と反抗する子に効果的だった!教師の魔法の声かけ3選
「もう、いいって言ってるじゃん!」と反抗され、イライラしてしまうこともありますよね。今回は、教師の立場から、子どもの心に届く声かけと、避けたい声かけをご紹介します。
1.聞き手に回る
思春期の子どもの特徴として、「分かってほしい」「そっとしてほしい」という気持ちがあります。でも、私もそうですが、そんな気持ちは大人には分かりません。そこで、親子どもが何を考えているのか、まずはじっくり聞いてみましょう。
効果的な声かけ①
「何か困ったことがあったの?」
NGな声かけ①
「もう、いいって、何それ!?」
2.子どもの好きなことを知る
思春期の子どもの接し方としておすすめなのは、子どもの好きなアニメやアーティスト、スポーツなど、子どもが興味を持っていることを知ることです。普段の子どもの様子からリサーチしておきます。子どもが好きなものがわかったら、ネットなどで調べておくと、話を合わせやすいです。これを突破口にコミュニケーションをとるようにします。
効果的な声かけ②
「ママも知ってる!〇〇だよね?ママもいいなと思う!」
NGな声かけ②
「何それ?それのどこがいいの?」
3.子どもの興味や好みのあるものを共有する時間をつくる
子どもの推しのアーティストを一緒に聴いたり、テレビで見たりするなど、子どもの興味や好みに合っているものを共有する時間をつくります。これは、決して、子どもに媚を売っているわけではありません。有効的な関係をつくっておけば、いざという時に話をしやすいのです。
効果的な声かけ③
「〇〇が今日、テレビに出るらしいよ。一緒に見る?」
NGな声かけその③
「ママは〇〇を見たいんだけど!」
まとめ
今回紹介した方法に「何で、子どものためにそんなことまでしないといけないの?」と思ったママもいるかもしれません。その気持ちはとてもよく分かります。なぜなら、今回紹介した方法は、子どもを大切な一人の人間としてアプローチをしている方法だからです。子どもはいつまでも小さな子どもではありません。大切な相手で、これからも有効な関係を保っていきたいと思えば思うほど、こちらも心を砕いていかなければ、有効な関係を築くことはできません。
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