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【熊本地震】民泊サービス『Airbnb』が被災者に緊急宿泊場所を無料提供

篠原修司ITジャーナリスト/炎上解説やデマ訂正が専門
Airbnbは「平成28年熊本地震」を緊急災害支援対象とした。筆者キャプチャ

4月15日(金)、「平成28年熊本地震」を受けて、話題の民泊サービス『Airbnb(エアビーアンドビー)』が無料で泊まれる緊急宿泊場所の提供を開始しました。

熊本県 の緊急宿泊場所

熊本地震で被災され避難先を探している方は、掲載されている宿泊先に4月20日まで無料で泊まることができます。

ハリケーン・サンディから始まった災害緊急支援

この災害緊急支援は、2012年10月に発生したハリケーン・サンディの被災者に対して、ニューヨークのホスト1,400人が家を開放したことをきっかけに始まったものです。

これまでサンディエゴの山火事やロンドン、サルデーニャ、コロラドの大洪水などで行われており、最近では昨年11月13日にフランスで起きたパリ同時多発テロ事件も対象となりました。

Airbnbの緊急災害支援

福岡市を中心に35件が名乗り上げ、協力者も随時募集

無料で提供されている部屋は記事執筆時点(15日19時)で35件。福岡市内の宿泊先が多いですが、熊本市内のものもあります。しかしながら、決して多い数とは言えません。

Airbnbでは引き続き緊急宿泊場所として協力してくれるホストを募集しているため、「部屋を提供しても良い」という方は以下のリンクから支援が可能です。

熊本県 の緊急宿泊場所

なお、緊急宿泊場所を提供したホストは、宿泊料は無料ながらもAirbnbのホスト保証を通常どおり受けられるようになっているため、万が一財物破損が起きてもAirbnbのサポートが受けられます。

¥100,000,000のホスト保証|安全対策。保証済。

ITジャーナリスト/炎上解説やデマ訂正が専門

1983年生まれ。福岡県在住。2007年よりフリーランスのライターとして活動中。インターネット(SNS)で起きる炎上の解説、デマのファクトチェック、スマホやガジェットの話題、生成AIが専門。最近はYouTubeでも活動しています。執筆や取材の依頼は digimaganet@gmail.com まで

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