WBCジャパン30人の「背番号」。在籍しているチームと違う番号を背負うのは…
WBCジャパンのロースターに名を連ねる30人のうち、過半数の背番号は、在籍チームで背負っている数字――近藤健介(福岡ソフトバンク・ホークス)と吉田正尚(ボストン・レッドソックス)の場合は、今年から背負う数字――と異なる。
日本プロ野球あるいはメジャーリーグのチームで使用している背番号がかぶっているのは、7組だ。「17」は、大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)、伊藤大海(北海道日本ハム・ファイターズ)、佐々木朗希(千葉ロッテ・マリーンズ)の3人。WBCでは、伊藤が「17」で、大谷と佐々木は、それぞれ、「16」と「14」を背負う。大谷は、2015年のWBSCプレミア12で「16」を使用している。
他の6組は、2人ずつ。「1」が山田哲人(東京ヤクルト・スワローズ)と松井裕樹(東北楽天ゴールデンイーグルス)、「3」が近藤と山川穂高(埼玉西武ライオンズ)、「19」が甲斐拓也(福岡ソフトバンク)と髙橋宏斗(中日ドラゴンズ)、「20」が戸郷翔征(読売ジャイアンツ)と栗林良吏(広島東洋カープ)、「21」が今永昇太(横浜DeNAベイスターズ)とラーズ・ヌートバー(セントルイス・カーディナルス)、「27」は中村悠平(東京ヤクルト)と鈴木誠也(シカゴ・カブス)だ。
山田と松井は、2017年のWBCにも出場しているが、この時は、どちらの背番号も「1」ではなく、「23」と「10」だった。「1」を背負っていたのは内川聖一(当時・福岡ソフトバンク/現・大分B-リングス)だ。
鈴木は、2017年のWBCも、今回と同じ「51」。当時は、広島東洋で「51」を使用していて、2019年から背番号を「1」とした。
在籍チームで背番号「3」の2人は、その前に使用していた背番号をWBCで使用する。近藤は、昨年まで北海道日本ハムで「8」を背負っていた。山川は、2019年まで「33」だった。
吉田がWBCで使用する「34」も、かつての背番号だ。オリックス・バファローズで、2021年までは「34」のユニフォームを着ていた。
なお、東京ヤクルトの4人、山田、中村悠平、高橋奎二、村上宗隆は、いつもと同じ背番号でWBCに出場する。