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ブロッコリーは「水から茹でないで下さい!」料理人が必死の呼びかけ【そのワケとは?】

こんにちは、料理人のぱぷちゃんです!

皆さん、「ブロッコリー」は好きですか?

いや、もう『ブロッコリー』と呼び捨てにするのは失礼かもしれません。なぜなら、ブロッコリーは2026年に「指定野菜」に認定されるからです。なので…『ブロッコリー先輩』と呼ばせていただきます!

そんなブロッコリー先輩ですが、皆さんは正しく茹でられていますか?実は、ブロッコリーは茹で方ひとつで、食感や見た目、そして栄養価まで変わってしまうのです。『自分ヤバいかも!?』と思った方はぜひ最後までお付き合いください!

今回の目次

  1. ブロッコリーは「水から」or「お湯から」
  2. 栄養素の流出
  3. 食感と見た目の低下
  4. まとめ

ブロッコリーは「水から」or「お湯から」

「水から」or「お湯から」←どちらが正解なのでしょうか?答えはもうタイトルを見てお分かりかと思いますが、ブロッコリーは、「お湯から茹でる」が正解です!

でも、一体なぜ、お湯から茹でるのか?

理由は…「茹で時間」にあります。

これは当然ですが、水から茹でる場合とお湯から茹でる場合では、茹で時間に大きな差があります。水から茹でると、お湯が沸騰するまでの時間がかかるため、茹で時間が長くなります。

実は、この茹で時間が原因で、2つの大きな問題が発生してしまうのです。

栄養素の流出

1つ目の問題が…「栄養素の流出」です。

まず、ブロッコリーに含む代表的を栄養素に「カリウム」、「ビタミン」、「β‐カロテン」、「スルフォラファン」があります。これらはどれも、私たちの体にとって欠かせない栄養素ですが、実はこれらの栄養素には、「ある共通点」があります。それは…「水に溶けやすい性質を持っている」ということ!

そのため、水から茹でてしまうと、茹でている間にこれらの栄養素が水に溶け出してしまい、ブロッコリーの栄養価が失われてしまうのです!

『栄養なんて、どうでもいいわ!』という方も居るかもしれませんが、実は栄養だけでなく、もう1つ大きな問題があるのです。

食感と見た目の低下

2つ目の問題が…「食感と見た目の低下」です。

ブロッコリーは、茹で時間によって「栄養素」だけでなく、「食感」と「見た目」にも大きな影響を与えます。水から茹でると、茹で時間が長くなりすぎるため、

ブロッコリーの食感が柔らかくなりすぎてしまい、シャキシャキ感が失われ、風味も薄れてしまいます。また、色もくすんでしまい、見た目の鮮やかさが損なわれます。

一方で、お湯から茹でれば短時間で火が通り、食感や見た目、風味をしっかり保つことができるので、より美味しく、より綺麗な仕上がりになります。

まとめ

  • ブロッコリーは「お湯から茹でる」が正解
  • ブロッコリーに含む多くの栄養素は「水に溶けやすい性質」を持っている
  • ブロッコリーは、茹で時間によって栄養素だけでなく、「食感」や「色」にも大きな影響を与える
  • ブロッコリーはお湯から茹でることで、栄養素を保ちつつ、食感と色も維持できる

最後まで、ご愛読ありがとうございます。
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料理人の視点から、日々の食卓に役立つ「コツ」や「食材の扱い方」をお届けしています。旬の食材を無駄なく美味しく使い切るアイデアや、プロならではの保存方法など、皆さんのキッチンで活用できる情報をわかりやすく解説!【保有資格】調理師免許(国家資格)・食品技術管理専門士・フードコーディネーター

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