プロゴルフツアーよりドラマが起こりそう 来季米女子ツアー出場資格をかけた戦いが幕を開ける
5日からアメリカで、来季の米ツアーをかけた最終予選会が開催される。これは、5ラウンド90ホールの長丁場となる。
7名の日本人選手(山下美夢有、岩井明愛、岩井千怜、原英莉花、山口すず夏、吉田優利、馬場咲希)が出場するが、この予選会は、ある意味、プロツアーよりも熱い戦いとなる。
プロツアーでは優勝争いに焦点があてられ、それは大会が進むにつれて、対象となる選手が絞られてきて、最後の方は数人だけに注目が集まるようになる。
対して、最終予選会では、上位争いと同じかそれ以上に、ボーダーライン争いに焦点があてられる。
ボーダーライン前後には、僅差で多くの選手がひしめき合う中で試合は進んでいく。
25位以内で来季出場資格獲得
25位以内に入ることができると、来季の限定的な出場資格を得ることができる。
同コースで開催された、昨年や2022年の最終予選会の25位以内のスコアを参考にすると、今回は5ラウンドトータル10~15アンダーが、ボーダーラインになりそう。
そうなる場合、1日平均、最低2アンダー以上でプレーする必要がある、ということになる。
2022年は西村優菜と勝みなみが、昨年は吉田優利と西郷真央が、最終予選会で米ツアー出場資格を獲得した。
WOWOWで視聴できる
選手は「自分のプレーに徹するだけ」という気持ちでいるだろうが、やはり、ボーダーラインは気になるはず。普段の試合では感じることがない緊張感が出てくるはずだ。
そんな、プロツアーとは一味違った熱戦となるであろう、米女子ツアー最終予選会は、WOWOWオンデマンドで、視聴することができる。
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