Appleがトランプ氏の不支持を理由に共和党のスポンサーを辞退。米メディア報道
iPhoneで知られるAppleが、ドナルド・トランプ氏のこれまでの発言を理由に今年度の共和党全国大会に資金を提供しない決定を下したと米メディア『POLITICO』が報じています。
Apple won't aid GOP convention over Trump - POLITICO
Politicoによると2つの情報筋から、来月にオハイオ州クリーブランドで開かれる大統領選挙の候補者を決める共和党全国大会に、Appleは資金も技術も提供しないことを決定したという情報が得られたとのことです。
Politicoは『Washington Post』の元編集長らが2007年に立ち上げた政治系メディアであり、かの『New York Times』も同様の内容を報じています。
Apple, Uneasy Over Donald Trump, Won’t Support Republican Convention - The New York Times
Appleがトランプ氏を支持しない理由は今のところ明らかにされていませんが、トランプ氏は過去に「Apple製品のボイコット」を呼びかけたこともあり、これまでの発言が今回の不支持を呼んだとみられます。
トランプ氏、アップル製品ボイコットを呼びかけ 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News
記録によると、Appleは2008年に開かれた共和党全国大会には14万ドルの寄付を行っていました。報道が事実であればこのままだと今年はそれがゼロになります。