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「血糖値が高い」のを放置するとどうなる?-血糖値について分かりやすく解説!-

ご覧いただきありがとうございます。

おがちゃん先生です。

今回は「血糖値が高いのを放置するとどうなるのか?」解説していきます。

今回の目次

  1. 血糖値とは?
  2. 高血糖を放置するとどうなる?
  3. 血糖値スパイクについて
  4. 高血糖を招かないために!
  5. 血糖値は低い方が良い?
  6. 最後に

【1】血糖値とは?

血糖値とは、血液中にどれくらいの「糖」があるのかを表した値です。

※血液中にある糖はグルコースやブドウ糖ともいわれます。

空腹時の血糖値は70-110mg/dLが正常の目安で、それより高いと高血糖・低いと低血糖という。

通常、食事をすると血糖値が上がり、食後約2時間後には空腹時の血糖値まで下がります。

何らかの理由により、食後約2時間後でも血糖値が高いと「食後高血糖」といわれます。

【2】高血糖を放置するとどうなる?

実際、血糖値が高い状態でも、初期は特別な症状はありません

しかし、放置すると口渇(のどが異常に乾く)・多飲多尿などの症状が現れます。

さらに放置すると、神経・腎臓・目など、様々な臓器に悪影響を及ぼしてしまいます。

例えば、高血糖が続き「神経が障害」されると下のような症状が現れることがあります。

  • 足のしびれ
  • 感覚に鈍くなる
  • 足が攣りやすい
  • 胃腸の不調(便秘・下痢など)
  • 立ちくらみ
  • EDなど

このように高血糖は、最初に特別な症状がなくとも、いつの間にか体の中で悪影響を及ぼすことから、高血圧などと同様に「サイレントキラー」と表現されます。

【3】血糖値スパイクについて

血糖値スパイクとは、食事をして、血糖値が急上昇し、そこから一気に急降下した状態をいいます。

食後、多少の眠気を感じる方もいると思いますが、血糖値スパイクでは強い眠気やだるさが起こります。

また、血管に負担がかかってしまいます。

血糖値スパイクは「今後、慢性的に高血糖になりやすい注意サイン」と思って良いでしょう。

【4】高血糖を招かないために!

前述したように、高血糖は気がつきにくいため、血糖値を定期的に測ることが大切です。

また、下のようなことも高血糖の予防としておすすめです。

  • 適度な運動(有酸素運動を中心に、筋力トレーニングも組み合わせる)
  • 食後に軽く歩く(激しい運動は控えましょう)
  • よく噛んで食べる
  • 食物繊維をしっかり摂る(血糖値の急上昇を予防)
  • 炭水化物を摂り過ぎない
  • 肥満の解消
  • お酒を飲み過ぎない(特に肝臓やすい臓の負担を減らすためにも大切)
  • ストレス解消(ストレスも血糖値を上げる変化をもたらします)など

なにより「歩くこと」が一番大切です。

【5】血糖値は低い方が良い?

ここまで高血糖について解説しましたが、だからといって血糖値は「低ければ良い」というわけではありません。

実際に低血糖の状態だと冷や汗・動悸・手や指のふるえ・強い空腹感・目のかすみなどが現れることがあります。

【6】最後に

血糖値を調節する能力は、遺伝的な要因も関係して個人差があります。

そのため定期的に健康診断を受け、自分の状態や特徴を把握することが大切です。

◎今回の内容を動画でも解説していますので、ぜひご覧ください!

最後までご覧頂きありがとうございました!

身体の構造や仕組みを分かりやすく解説!/0から学ぶ解剖生理学サロン運営/JSTAS認定整体師/東京リエイチ整体アカデミー非常勤講師/bijou解剖ボディケアスクール講師

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