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「乾太くん」を使い始めて2年経過…メリットだけじゃなかった!買う前に知っておきたいデメリットとは!?

シンプリストうた暮らし研究家

梅雨の時期に大活躍の乾燥機。乾燥機にも色々と種類がありますが、分離型のガス乾燥機で注目を集めているのがリンナイ製の「乾太くん」です。
ファンも多く、「一度使ったらもう手放せない!」という人も多数ですが、一方でじつはデメリットを感じる場面もゼロではないよう。

現在ほぼ毎日「乾太くん」を使用している筆者が、2年以上使ってみて感じたデメリットについて解説していきます。

1.入れられる洗濯物の素材が限定される

これは、ガス乾燥機だけに限りませんが、乾燥機に入れられる素材が限定されるので、「何でも乾燥できる」と思って購入すると後悔するでしょう。

夏物で言えば、速乾素材や水着等は原則NG。冬物でもヒート系インナーやニットなどもNGとなる場合が多いので、意外と乾燥できる衣類は少ないんです。「これは乾燥機対応かな?」とタグを確認したり、洗濯機から仕分けをして移動させる手間も発生。めんどうに感じてしまうときもあります。

2.綿の服が縮みやすい

そして、乾燥機OKの綿素材は「縮みやすい」というデメリットがあります。個体差はありますが、乾かすパワーが強いガス乾燥機は、1〜3回の乾燥で1サイズも小さくなる場合も。体操服は140サイズが最終的には110サイズくらいに縮み、1年で買い替えないといけない羽目になりました。

その他、縮んだことが原因でサイズアウトとなり、1シーズンで手放してしまう服も数着あり、もったいなく感じることも。乾燥機に入れる前提であればワンサイズ大きめサイズを買い、お気に入りの服や体操服などは入れないようにした方が後悔は少ないでしょう。

3.ランニングコストが高め

「乾太くん」を使用したときのランニングコストは、6kgで約83円、9kgで約128円(※1)かかります。プロパンガス高額地区に住む筆者宅では、お湯を使うことが少ない暑い時期でも月1万円超えの請求は当たり前です。一時期は光熱費を抑えようと極力使わないようにしていましたが、部屋干しした洗濯物が生乾きだったり、タオルがガサガサになったりとそれ以上にストレスを感じるように。現在は必要経費だと思って割り切っています。

それでもそれ以上のメリットを感じる人多数!

デメリットばかりをお伝えしましたが、今でもほぼ毎日使い続けている理由は、やはりそれ以上のメリットを感じているからです。
光熱費は高く感じるものの、そのおかげで洗濯物にかける時間は約20分ほど削減。5kgの容量は、約52分で完全に乾かすことができ、部屋干し対策の悩みは軽減しました。

その分在宅での仕事が早くスタートできるようになったことで仕事の効率化にもつながっています。デメリットを把握した上で使えば、きっと満足していただけるはずです。

※1 ランニングコストについては、リンナイ公式ホームページ参照。ガス料金は、LPGで平成27年度の月次データ平均価格をベースに算出しております。詳しい算出方法については「01洗濯物が1時間で乾く。」にてご確認ください。

※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

※記事内容は個人の感想や見解を含みます。

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暮らし研究家

「明日の自分をちょっとラクにしてくれる」を元に暮らしの情報を発信中です。得意分野は、片づけ、整理収納、インテリア、ライフスタイル、防災、アイテム紹介など。夫と小学生2人の4人暮らしで2LDK賃貸住まい。引っ越し経験10回の転勤族の妻でもあり、10年間の都会暮らしを経て現在は田舎暮らしをしています。

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