【京都市】下京区 四条寺町のライブハウス横に突如現る『火除天満宮』
京都の繁華街である四条通から寺町通を南へ40mほど下った東側に『火除天満宮』はあります。この辺りはかつては電気屋さん通りとして知られていた場所です。
地下にもぐって行くと老舗ライブハウスもあり、こちらへは、若い頃に何度かバンド演奏を聞きに行ったことがあります。
しかし、そのお隣さんである「火除天満宮」の奥に入ったことはありませんでした。
1579年に老神官が太宰府より菅原道真公の像を背負い入洛して、六条にその像を鎮座したのが始まりと言われています。
1864年の『蛤御門の変』でも、この一帯だけが奇跡的に火災から逃れたということから、『火除天満宮』として愛されてきました。天満宮25社第9番の石碑もあります!
ビルの横に設けられた参道の奥に祀られた「天満宮」では、ご祭神は菅原道真です。学問だけでなく、京における度重なる大火で類焼を免れたことから火除祈願にも訪れる人が多いそうです。
天満宮には必ずいらっしゃる「牛」さん。日向ぼっこしてらっしゃるかのように、幸せそうなお顔をされています。
石畳が敷かれたところには、湧き出た御神水が流れています。昔から変わること無く湧き続けているこの水をいただきに来る人もいるそう。また「玉子石」と呼ばれる安産祈願の石や、眼病に効くとされる「金龍水」などがあり、近くの百貨店や商店街でお買い物をしながら少し足を伸ばしてみると新しい発見があるかもしれませんよ〜
火除天満宮
〒600-8031 京都市下京区貞安前之町613