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【久留米市】朝5:30から営業開始する「牟田食堂」でモリモリ朝ごはん。久留米の食卓を守る台所。

いいコレ+地域ニュースサイト号外NETライター(久留米市)

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今回ご紹介するのは、福岡県久留米市諏訪野町、久留米市中央卸売市場内にある「牟田食堂」

市場内にある牟田食堂では、一般のお客さんも朝の5:30から13:00までご利用できます。

久留米魚市場の卸した新鮮な魚介類や、久留米青果市場の美味しい野菜や果物を使った料理が提供されています。

外観

市場内に入って左側の建物の2階になります。 

のぼり旗がある所の階段から上がるとすぐに牟田食堂の入口に到着。

2階から見渡した先の右側が久留米魚市場で左側が久留米青果市場です。

店内・メニュー

店内は横広くテーブル席が設置されています。

本日のメニューはホワイトボードに記載されています。

記載された一品料理がガラスケースに並び、好きな料理(おかず)を選んで席で頂くスタイルとなっています。

また、ガラスケースに並んでいない、ご飯やみそ汁、丼物類、うどん類などは、店員さんに注文すると運んできてくれます。

戦後から営業する食堂

今回チョイスした牟田食堂の朝食は「本マグロ中トロ400円、生エビ400円、甘い玉子焼き230円、塩サバ250円、みそ汁130円、大ごはん230円」

あれもこれもと選んでみたら豪華で立派な朝ごはんの出来上がり!

まずは、本マグロ中トロのお刺身を食べてみると、適度な脂のりで美味しい!

切り身をごはんにのっけてみると、マグロ丼の出来上がり〜♪

マグロ丼の値段は1,500円なので何だか得した気分。

3匹並んだ生エビの方は、ビックリするほどぷりぷりしていて最高ー!!

エビミソが甘くて濃厚でもう幸せな気分。

ちなみに、エビの脳みそではなく、肝臓と膵臓の二つが合体した器官の肝膵臓だそうです。そりゃ美味しいはずですね。

半身の塩サバも大きくて立派。電子レンジが用意され温めて食べることができました。

甘い玉子焼きも懐かしいほのかな甘さで良かったです。さすが市場の食堂だけあって、魚介類の新鮮さは素晴らしく大満足すぎる朝ごはんが堪能できました。

久留米の台所

戦後の昭和23年(1948年)、JR久留米付近にあった青果と水産物の卸売市場ですが、その時から市場内で牟田食堂の営業をされていたそうです。

その後、昭和36年(1961年)、諏訪野町に中央卸売市場が開設され、それに合わせて牟田食堂も移転されて60年余り。

卸売市場で働く人たちを支える台所として、久留米の食卓を支える台所と言っても過言ではない食堂です。

久留米の青果と水産物の流通を支える久留米市中央卸売市場

牟田食堂のある建物の1階には、久留米魚類仲買協同組合がありました。

室内には、戦後初代理事長の江島松太郎氏の写真から十二代目理事長など、歴代の理事長の写真がズラリ。

他にも、組合員が使用する帽子などが飾られて市場の歴史に触れることができました。

また、普段は入ることができない市場内ですが、毎月第3土曜の12:00~15:00、久留米市中央卸売市場内にて「いちば de マルシェ」が開催されています。

青果市場内を探索でき、新鮮野菜や果物などが購入する事ができるイベントとなっています。

【店舗情報】

牟田食堂

住所:福岡県久留米市諏訪野町2631

営業時間:5:30〜13:00

定休日:水・日・祝日

駐車場:あり  

地域ニュースサイト号外NETライター(久留米市)

地域ニュースサイト号外NETで【久留米市】の担当ライターをやっています。グルメやイベント情報、自然や歴史など、久留米の「いいコレ」!!と思う素敵なスポットを発信していきます。また、Instagramでは筑後地区限定の情報も発信中!

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