ごぼうは「泥付きのまま、保存して下さい!」料理人が必死の呼びかけ【そのワケとは?】
こんにちは、料理人のぱぷちゃんです!
皆さん、「ごぼう」は好きですか?
ごぼうは我々の食卓、特に日本の料理に欠かせない食材のひとつ。きんぴらや煮物、さらには天ぷらにしても美味しくいただける万能な野菜だと思います。
そんな万能なごぼうですが、皆さんはどのように保存していますか?
今回のタイトルにも書いてある通り、ごぼうは「泥付きのまま、保存する」のがベストなのです!一体なぜ、泥付きのまま保存するのが良いのか、料理人の立場からその理由を詳しくお伝えしていきたいと思います。
ごぼうが好きな方はぜひ最後までお付き合いくださいー!
今回の目次
- ごぼうは乾燥に弱い野菜
- ごぼうの正しい保存方法
- まとめ
ごぼうは乾燥に弱い野菜
なぜ、ごぼうは泥付きのまま保存するのがベストなのでしょうか?
理由は、ごぼうの「弱点」にあります。
実は…ごぼうは「乾燥にとても弱い」です。
そのため、泥を落としてしまうと表面がむき出しになり、水分がどんどん蒸発してしまいます。
言い換えるなら、泥はごぼうを乾燥から守る「天然のコーティング剤」のような役割を果たしているのです!
ごぼうの表面に泥が付いていることで、表面がコーティングされ、乾燥を防いでくれる効果があります。そのため、泥付きのごぼうは泥なしのごぼうよりも長持ちするのです!
ごぼうの正しい保存方法
では、「ごぼうの正しい保存方法」について見ていきたいと思います。
よく、『ごぼうは常温で保存するべき?それとも冷蔵庫で保存するべき?』という質問を耳にします。
私の回答としては…夏場は冷蔵庫、それ以外の季節は常温保存でも問題ない!
実は、ごぼうを長持ちさせる上で最も大事なのは、保存場所ではなく、いかに乾燥をさせないか。そして、この乾燥を防ぐために今回はあるアイテムを使います。
それは…「濡れた新聞紙」です!具体的な手順は以下の通りです。
①泥付きごぼうを「新聞紙」の上で転がすように包む。
②水をかけて、新聞紙を濡らす。
③新聞紙で包んだ後、その上からさらに「ラップ」で包む。
④冷蔵庫の「野菜室」で保存する。
こちらの方法は約1ヶ月間は持ちます。
また、ゴボウが長くて冷蔵庫に入らない場合は2等分、もしくは3等分に切ってから、この保存方法を真似して下さいね!
まとめ
- ごぼうは、乾燥にとても弱い
- 泥はごぼうを乾燥から守る「天然のコーティング剤」のような役割を果たしている
- ごぼうを保存する際は乾燥対策として、「濡れた新聞紙」を使う