【19年所有】#46 マツダRX-7(FD3S)タイプRバサーストRきっかけは高校の先輩と頭文字D
最終型の限定車 憧れがきっかけで購入
自動車メディアにて広告営業として働く葉子さんの愛車は2001年式のFD3S型マツダRX-7。
FD3Sのなかでも最終型である6型のタイプRバサーストRという500台限定車です。
購入したのは19年ほど前、高校時代の憧れていた女性の先輩が乗っていたことに加え、当時流行していた走り屋系漫画の影響もあってこのクルマを選んだといいます。
初の愛車はNA型ロードスター、その次にFC3S型RX-7を経てようやく憧れのFDにたどり着いたのだとか。
今では絶版となったリトラクタブルヘッドライトに加え、唯一無二のロータリーエンジンが魅力です。
綺麗な外装 メンテナンスもしっかり
非常に綺麗な個体ですが、外装についてはクリアが剥げたところを吹き直す程度の補修のみ、色は一切入れていないとのこと。
とはいえ機関系はさすがに故障もあり、エンジンやターボの載せ替えなどで何度か広島の工場まで持ち込まれているそうです。
その他にも足回りやブレーキ周りの交換、それに消耗品類なども欠かさず交換しており、コンディションは良好です。
週に1回程度ドライブして楽しんでいるとのことですが、夏の暑い時期はオーバーヒートに気を遣うのだとか。
水温計と睨めっこしつつ、エアコンの使用も抑えるなど苦労することも多いと語ります。
運転はレーサーのみ このクルマしか愛せない
土屋圭一氏や織戸学氏など名だたるレーシングドライバー以外には一切愛車を運転させておらず、旦那様も運転させてもらえないとのこと。
我々取材陣も基準に満たないことから今回は助手席試乗のみとなりましたが、それでも高回転まで澱みなく吹け上がるロータリーならではの気持ちよさが味わえます。
大学生時代には空きコマを利用してサーキットに行き、リアをヒットして帰れなくなってしまったエピソードなど、19年間の思い出が詰まった愛車です。
もうこのクルマしか愛せないと評する葉子さん、これからも自分と愛車のメンテナンスを欠かさず、ずっと乗り続けたいと語ってくれました。