【走行たったの1600km】#43 アウディA2 一度手放すもまた購入 一周回ってやっぱりコレ
再び手に入れたA2 コンパクトなボディに最低限の機能
栃木県在住の歯科医師、野沢さんの愛車は2003年式アウディA2。
他にもシトロエンC4カクタスやBMW i3など複数のクルマを所有なさっています。
13年ほど前に乗っていたA2を泣く泣く手放したものの、その良さが忘れられず最近になって走行1600kmという新車同様の個体を再び手に入れました。
これまでコンパクトカーからスーパーカーまであらゆるクルマを経験なさった野沢さんですが、たどりついたのはミース・ファンデルローエ氏の"Less is more"という考え方だといいます。
あらゆる機能が詰め込まれた現代のクルマに対し、自分に必要な最低限の機能だけがあれば十分とのこと。
クルマとの対話を楽しむ ワインディングが心地良い
クルマを単なる移動手段としてではなく、対話をしながら操る時間を大切にするという観点から、極力マニュアル車を選んでいるという野沢さん。
このA2ももちろんマニュアル車で、13年を経て再び巡りあったこのクルマに愛着を寄せています。
現在はガレージに入っているA2を毎日のように眺めては楽しんでいるとのこと。
カジュアルなクルマであり、彼の生活圏である楯山の景色を楽しみながらワインディングを流すのが気持ち良いのだとか。
DIYも得意 今後も一生維持したい
クルマ以外にもさまざまな趣味をお持ちで、最近ではレザークラフトにはまっているのだとか。
撮影日につけていらしたパネライの時計のベルトも自ら製作した物。
ジャパンレザーアワードでも複数の賞を受賞するほどの腕前です。
器用な手先を生かし、もともとオーディオレスだったこのクルマに、DIYでオーディオを取り付けて使っています。
世界一低走行なA2だと自負するこのクルマ、オリジナルのコンディションを維持しながら一生乗り続けたいと語ってくれました。