滝にうたれ無病息災祈願…気軽に滝にうたれる体験がでる神社は紫陽花が見ごろ【富山県入善町】
今回は、「滝開き」が行われた、富山県入善町下山にある「下山八幡社」を紹介します。
下山八幡社(にざやまはちまんしゃ)
5月に大藤が見られることで有名な、入善町下山(にざやま)にある「下山八幡社」。老木のウラジロガシに巻き付いた大藤は、周囲の林の大半を覆っています。毎年、田植えの時期に大藤が見られることから、藤の花が多ければ農作になると言われているそうです。
滝開き
2023年7月2日、「下山八幡社」で無病息災を願う「滝開き」が行われました。毎年、拝殿での神事の後、境内にある「八幡滝」は、お祓い・お清めされ、地元の女性が滝にうたれました。「下山八幡社」付近の湧水が、病気に効くといわれたことから、無病息災を祈るようになったそうです。
滝は、約5mの高さにある龍口から流れ出ています。滝を近くで見ると、高度感があるので打たれるのは痛そうに感じますが、実際に「下山八幡社」で滝に打たれた方から話をうかがうと「暑い夏に滝に打たれると、水圧も水温も気持ちがいい」ということです。
11月まで利用できる「八幡滝」
「下山八幡社」の「八幡滝」は、11月まで水が出ています。水が出ている期間は、自由に滝にうたれることができます。
近くにお住まいの方に話をうかがうと、「昔は良い遊び場で、夏は冷たい滝に打たれた」と目を細めて話してくださいました。
暑い夏に、「八幡滝」で無病息災を祈ったり、涼を感じたり。滝つぼに、足だけ入れてもご利益がありそうですね。
最後に
神社周辺の水路沿いには、色とりどりの紫陽花が見ごろを迎え、美しく咲き誇っていました。「八幡滝」や水路の水の音を聞きながら、紫陽花が満開の道を散歩するのもオススメです。
ご利益も、涼も得られる、「下山八幡社」の「八幡滝」。ぜひ肌で滝を感じてください!
※宮司さん、および関係者の方の許可を得て、撮影・掲載しています。
下山八幡社
住所:富山県下新川郡入善町下山1111