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【片付け】整理収納アドバイザーが数を減らしても困らなかったモノ

川崎みさ暮らしの講師

元海上保安官で2児の母、整理収納アドバイザーの川崎みさです。

皆さんは「片付け」は得意ですか?わたしは30年間ずっと苦手でした。なぜなら片付けの方法が分からなかったからです。しかし、片付けを学んで「実は減らしても困らないモノ」があることを知り、「わが家に必要な数」を意識し始めてから、少しずつ片付けられるようになりました。

以前のわたしと同じように「モノを捨てるのが苦手」「片付けのセンスがない」と思っている方は、ぜひ本記事をご一読ください。

エコバック

全国で2020年の7月から有料化された買い物袋。「買い物の度に有料で袋を購入するのはもったいない」と、多くの人がエコバックを持参するようになりました。また、その頃から「必需品だから」と、人からのプレゼントや粗品で頂く機会も増え、以前のわたしと同じように「気が付けばエコバックがたくさんある」という方も多いのではないでしょうか。

よく使うモノだから使いやすいモノを残す

「よく使うモノ」の数を減らすときには、まず「自分にとって使いやすい」モノを残すことが大切です。

1.鞄に入るコンパクトさ
2.それなりにモノが入る大きさ
3.洗える素材であること

わたしのエコバックの「使いやすさ」の基準はこの3つです。現在は粗品としてもらったエコバックを使っており、見た目は重視していませんがファッションの一部としてエコバックを楽しみたい方は、「どんな服にも合う色味」などを考慮して残すモノを決めてもいいと思います。他にも

持ち手が長く肩にもかけられる
折りたたむ作業がラク
軽い素材でできている

など、「自分なりの使いやすさ」の基準を把握してから、残すモノと手放すモノを決めれば失敗なく整理ができますよ

自分に必要な数を知る

残すエコバックの基準を決めたら、いつも使っているエコバックの他にいくつのエコバックを残すか考えます。ライフスタイルによって残すサイズも数も人によるので「正解」はありませんが、わが家ではいつも使っているエコバックの他に「大」と「中」を1つずつ持っています。

ただし「大サイズ」は、たくさんモノが入るぶん重たくなるので、使う方の年齢や身体の状態に合わせて「小サイズを2コ」など、残すサイズには工夫が必要な場合もあります。

エコバックの代用品

エコバックを、いる・いらないと整理するときに「捨てて足りなくなったら後悔するかも」と手が止まってしまうことがあるかもしれません。そんな時は、外出中に袋が足りなければ安価で買えるし、家から荷物を運ぶときにエコバックが足りなければ紙袋で代用できる、と思うとちょっと心が軽くなります。「エコバック」は片付けの中でもハードルが低いモノの一つなので、ぜひ「エコバックの片付け」にチャレンジしてみてくださいね。

最後までご一読くださりありがとうございます。
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暮らしの講師

元海上保安官で2児のママ。大型巡視船で働いていた経験を活かし、限られた環境と予算でも暮らしを楽しむ工夫を発信中。「お金はないけど知恵はある」海保マインドと「海保式やりくり」で、暮らしの「ちょっと困った」を解決するライフハックをお届けします。産後1カ月のときに西日本豪雨で被災した経験から、防災・減災講座も開催。船舶料理士、整理収納アドバイザー1級、広島防災Jプログラムトレーナーなどの資格を保有。テレビ、新聞、雑誌、NHKラジオなどメディア出演多数。1985年生まれで広島県在住。趣味は古着屋めぐりとマンガを読むことです。

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