【ガーデニングのプロが語る】真冬にビオラ・パンジーをモリモリ咲かせる方法とは【秋のひと手間で決まる】
ビオラを種まきから育てたり、苗を購入したりされている方が多いですが、真冬に咲かせるにはどうしたらいいのだろう?
そんなお悩みをこの記事で解決します。
私は年間1000株以上のビオラを種まきから育てて、真冬も咲かせて春にモリモリにさせています。園芸歴25年のノウハウをこの記事では紹介します。
ビオラは植え付け時期が大事
早く植えすぎても徒長するほどの近年の高温傾向ですが、基本的には10月下旬から11月上旬に鉢又は花壇に植えないと真冬に咲く株に育ちません。
花付きのビオラを購入したら、すぐに花壇や鉢に植え替えましょう。
このタイミングが遅くなり、12月とかになると、植えても成長が止まるのでお花が減る傾向にあります。
比較的暖かい時期に植えて、株を成長させてあげるのがとても大事です。
お花を咲かせるのに大事なもとは
ビオラのお花を咲かせるには、肥料や液肥など様々な方法がありますが、実は一番大事なのは日当たり。
鉢植えで育てるなら、今植えて12月にモリモリ咲くまで日当たりのいい場所へ置く。
その後、玄関前とか北側に移動しても、寒い時期に入るのでお花が途切れません。
お花が咲かないと思ったら日当たりのいい場所へ3週間くらい置いてみましょう。全然咲き方が違ってくると思います。
日当たりが悪い場所へ植える場合
花壇にビオラを植えても日当たりが悪い季節でもあります。その場合はポットで日当たりのいい場所で出来るだけお花を咲かせてから植える。
咲かないうちに植えると冬には咲かないこともあります。
西日OKなビオラ
夏のお花は西日は厳しくて、ダメになってしまいますが冬に咲くビオラは西日でも日が当たればお花が咲きます。
西日だけ当たるエリア、午後から日が当たるエリアなんかも冬のお花であるビオラでは問題なく育ちますので、お試しくださいね。
植え付け時に根を切る
ビオラやパンジーの根はとても生育がよくて、ポットから取り出した後、ポット株に根が絡まっているものの底の部分を切って植えるくらいが成長しやすいです。
過去記事にもありますが、お花は根が伸び多分地上部が育ちます。
11月の比較的暖かい時期ならポットの根を軽く下部だけちぎって植えるのも成長促進になります。
まとめ
ビオラやパンジーを真冬も咲かせるなら、早めに植えつける。そして日当たりがいい場所においてお花を咲かせる。
これがポイントです。
鉢植えの場合なら今植えて12月までの温暖な時期に満開にさせて北側や玄関前に移動する。
肥料と水やりのタイミングもありますが、冬のお花であるビオラは基本日当たりです。
ぜひうまく育てて真冬もビオラパンジーが咲き続ける庭を作ってみませんか?